夫のちんぽが入らない(1)こだま

ネタバレあらすじ&感想

作品名:夫のちんぽが入らない 1
作 者:こだま・ゴトウユキコ
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン
レーベル:ヤンマガKCスペシャル

出版社コメント

発売即13万部を突破し、各メディアやSNSで大反響を呼んだ衝撃の私小説『夫のちんぽが入らない』(こだま・著)。
繋がれない痛みの中で懸命に生きる女性の半生を、『R-中学生』『水色の部屋』のゴトウユキコが鮮烈コミカライズ!
学校、社会、そして男女の関係。
様々な場所において彼女を苦しめたのは、「普通」という名の「呪い」だった――。
生きづらさを抱えたすべての人達に捧ぐ、絶望と希望の人生譚が幕を開ける!!

あらすじ&ネタバレ

おそらく私と同年代というか、たぶん同い年の主人公。
となると、この頃世の中ではアムラーやギャルが闊歩していた時代。大人しめで自分に自信のなかった主人公。
進学を機に下宿をはじめ、そこで出会った男性と恋に落ちます。
そして初めての夜。
「…おかしいな…全く入っていかない…」
「ちんぽが入らなかった」のでした。
彼曰く「行き止まりになってる」
初めてのカップルではこういうことはよくあるように思えるけど、彼らはどちらも初めてではないのでした。
主人公は一度だけですが経験があるのです。
世の中の女性はいとも簡単に性交渉しているのに、なんで自分だけできないのか?
彼氏の女友達(女子力高い)には「なんだか兄妹みたい」なんて言われたり。

主人公はコンタクトを入れようとするもうまく入れられず…なんで?と思っているとコンタクトが大きい。コンタクトはみるみる大きくなっていき、「こんな大きいの無理に決まってる!」と逃げ惑う悪夢を見てうなされます。

おそらく彼女は「キツすぎるタイプ」で彼氏は「大きすぎるタイプ」なのでしょうか?
という事を暗示しているのだと思いますが、
この夢…夢占い的に何か意味があるんでしょうか?私もよく見ました💦
この彼氏倉本さんは「風俗嬢からアソコがでかいから”キング”と呼ばれていた」のだそう。

性に対して奔放で「貪欲に性を愉しむ」周りに対し「私たちはセックスだけで繋がってるわけじゃない…!」と憤りを感じる自分に、「入らないことに人一倍こだわっているのは私自身に違いない」と思うのでした。
射精を促すために口でするけれども、作業のような虚しさを感じることもあり。
だけど、そのこと以外は順調に進んでおり、結婚の話も出るようになりました。
「罵りあうように一緒にいるようにしか見えない」両親を見て感じていた「結婚像」とちがって見える彼との 「一緒に居たいから」 結婚というものを知る事が出来たのです。

読者からすれば、セックスができないのに一緒にいて、結婚まで考えるという事は、本当に2人の間に絆があり愛がないと考えられないことだと思うので、倉本さんの主人公への並々ならぬ愛を感じます。
セックスできないのにこんな関係を築いてくれる男性が自分に現れるだろうか…と思うと不可能な気がします。
が、主人公にとっては大きな問題で。
薬局でローションを購入し、「無理矢理でもいいからやってみてほしい」と迫ります。

感想

うちの旦那もこの部類の人で、初めての時は初めての人ではないのに出血したものでした。
その後も少し間が空くとすぐに出血。
性に奥手だった主人公にとっては苦行だったのではと思います。

1人目の出産時に裂けた会陰を縫うときに(痛い話でゴメン)お医者さんが出産ジョーク!?wwで「キツめに縫っとくね~」なんて言ってきたんですが、(今だったら問題発言だよねww)ちょっと恨んだものです(笑)
ホントにキツク縫ったわけじゃなかったとは思うんだけど…

今思う事は、大きさには慣れるということ(広がったのか?ww)
むしろ、遅い人の方が苦痛。

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