出版社コメント
話題沸騰!アタマ爆発!早くも2巻登場!
1巻発売直後より、各界で話題席巻!
「ミステリと言う勿れ」第2巻が早くも登場!!
印象派展に向かう途中のバスで、バスジャックに巻き込まれた久能整(くのう・ととのう)。
犯人の脅しにもひるむことなく、マイペースな発言を繰り返してバスジャック犯を引っかき回したものの、ほかの乗客たちと、犯人宅に“招待”されてしまい・・・!?
天然パーマの大学生・整が、思いがけない展開を導き出す新感覚ストーリー!!
ドラマ化決定💛

2022年1月~スタートの月9でドラマ化決定!
ととのうくん役はなんとあの菅田将暉!
豪華~
他のキャストが気になるな~
前巻の記事
あらすじ&ネタバレ
【エピソード2】バスジャック事件
バスジャック犯の家に連れていかれた整たち。
山奥にある邸宅のまわりには放し飼いにされたドーベルマン。
ひとまず大人しく捕まることに。
監禁場所は食事や飲み物、トイレや洗面所も備え付けられている。
バスの乗員が監禁される中、整くんは
犯人たちは僕たちに何かを考えさせて、話合わせることで
誰がどんな思考パターンを持っててどう動くかを知ろうとしている気がする。と考え込む。
食事が終わると犯人からはトロッコ問題や自分が犯した最も重い罪は?など、質問が投げかけられる。
トロッコ問題では、救うことのできる人数ではなく自分との関係性によると答えた整。
理屈や論理ではなく、人間らしさが感じられる部分です。
大人しい淡路君はいじめられていた過去を思い出し「逃げたかった!」と、叫ぶ
いじめもDVもどうして被害者側に逃げさせるんだろう
欧米の一部ではいじめている方を病んでいると判断する。
病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて、問題があるのはいじめている方なのに。と言うと整くん。
虚言壁のある自称ジャーナリストの露木
本当は町工場で働く露木は大陸に旅立った元カレに生き方をバカにされたのを気にしていた。
海を渡った元カレも、日本で暮らす露木も、誰かの力で生きることができている。
違う世界に言ったつもりでも、同じ穴の狢。話を聞く必要はない。とバッサリ。
モラハラ気味で部下は自殺、定年と同時に妻子に出ていかれ奈良崎。
言葉に出して言わないと人の気持ちなんかわかるはずがない!と開き直る奈良崎には、
どうして人の気持ちを汲み取るスキルがあるのに部下や身内にだけ発揮しないんですか?と、飴と鞭。
夫と婚姻前に出来た子供をおろし、不妊になってしまった柏
不妊治療は不自然だから離婚だといわれているのだという。
整くんは人は自然の生き物だから人がすることはすべて自然の範疇だという、
蜜蜂がハチミツを作るのと、アリが蟻塚を気付くのと同じだと。
戦争を悪と考えているのは一部の一般の人たちと、被害を受けた人たちだけ。それを必要とする人が多いうちは消してなくならない。
そのせいで人が滅んだとしても地球にとっては痛くもかゆくもない日常の一コマ
人間だけ特別だと思いすぎるといろいろおかしくなる。
と、持論を披露。
また悩めるみなさんが整くんに救われましたww
と、そこへ連続殺人事件を捜査していた青砥、乙部、池本、風呂光が到着。
整くんの導きで再び今回のバスジャックの真相と真犯人が解決に導かれました。
姉を殺された、バスジャックを計画した犬童我路が、真犯人をあぶりだすために容疑者と思われる人間を集めていたのでした。
今回の事件でととのうくんは同じくらい観察力の鋭い我路と出会います。
我路君は今回の事件の黒幕でしたが、自分と同じものを感じたのか、自宅に恋人も友人もおらず誰も遊びに来たことがないと言っていた整くんが「うちに遊びに来てくれる?」と誘います。
「不起訴になったらね」と言う我路の言葉を受け、我路の訪問を楽しみに待つ整(カワイイww)のもとへ我路からの冷凍便が。
美味しいものだと思いワクワクしながら箱を開けるとなんと人間の腕が
我路のブレスレットと時計がついていたものの、腕は我路の姉を殺した犯人のもの。
移送中に車ごとさらわれ、生きたまま腕を切られ、残りの部分は釣り堀に捨てられていた。
青砥には我路は一線を越えたのだから連絡があったら知らせるようにとくぎを刺されたが
「もっと話がしたいから、こっそりきていいよ」とつぶやくととのうくんなのでした。
今回の石は我路くんのブレスレットに
許しを請うエンジェライトと乙女座のラピスラズリが登場
【エピソード3】 つかの間のトレイン 広島行きの新幹線
バスの中で交わした会話から我路に広島で会える気がして広島へ向かう整。
偶然隣りに座った女性の手紙の暗号を読み解き、母娘の絆を深めました。
母から娘へ旅のお守りのターコイズ。
【エピソード4】 思惑通りと予定外 狩集家遺産相続問題
無事に見たかった美術展を見られた整。
新幹線からずっとつけている女の子 狩集汐路と出会う。
ずっと観察しながら整の人となりを伺っていたらしい。
整が子どもにやさしくする様子を見て「ロリコンなの?」と尋ねるが
整は児童心理学者の言葉を用い子どもは乾く前のみたいに落としたものの形がそのまま跡になり残るのだという。
ずっと整を見ていた汐路は整をガロちゃんの代わりにはならないけど、合格と判定w
命とお金がかかっているから力になって欲しいと依頼する。
整は汐路の名前を聞き「路の字がついてる…我路くんと一緒…」と。
ホントに好きなのね❤
詳しく話をするためにミスドに行くと汐路のいとこたちに遭遇。
いとこたちは整を見て「まさかそいつか!?超絶美形のかっこええカレゆーのは」と大爆笑
汐路は今日超絶美形のカレを連れて行くといとこたちに伝えていたみたいです。
見知らぬ人に嘲笑されショックを受ける整に萌えですww
今日はこれから汐路の祖父の遺言書が公開されるのだという。
親族の集まる場に行くと狩集家の顧問弁護士の車坂と顧問税理士の真壁が立ち会い汐路の祖父狩集幸長氏の遺言書が開示された。
幸長の実子4人は既に他界。
従って孫世代から選ばれた一人を相続人とし、すべての財産を相続させる。
その一人に選ばれる条件は
遺言開示日に伴侶となる相手を同席させていること。
一つずつ選ばれた蔵において、あるべきものをあるべき所へ、過不足なくする。
その成果を見て車坂と真壁が協議の上一人を選ぶ。というもの。
狩集理紀之助「明聡の蔵」
波々壁新音「忠敬の蔵」
赤峰ゆら「温恭の蔵」
狩集汐路「問難の蔵」
が割り振られた。
狩集家の遺産相続では毎回必ず死人が出ているという・・・
そして話をきくうちに整が広島に来ることになったことも我路の計算通りだと気付き、我路は汐路の力になることに決める
感想
整くんはたくさんの知識に基づいていろいろな事を話しているので、常にフラットです。
肩入れしすぎたり、しないので、聞く側も素直に話を聞き入れることができるのだと思います。
あと、若い男性キャラにこういう事を言わせるのが良いですね❤
コメント