出版社コメント
いくえみ綾が描く、底無しW不倫。
「私はいつかきっと罰があたる」
占い師は、中学生の美都(みつ)にこう言った。
「二番目に好きな人と結婚するのがいい」
医療事務として働く美都は、飲み会の帰り道に想って想って想い続けた初恋の人・有島(ありしま)に再会、男女の仲に。
しかし彼は既婚者で、美都にもすでに優しい夫がいて───。
美都と夫、有島と妻。
四者四様の視線と思惑が交錯する、出口なしのマリッジライフ、待望の第1巻。
ドラマ化

あらすじ&ネタバレ
【section1 三好美都】
仕事帰りの飲み会を抜け出しふらっと入った店で初恋の相手、有島光軌に再会する。
12歳で恋をし、好きで好きでたまらなかった相手。
美都が有島を好きだったことは周知の事実で、有島も知るところだった。
そして2人はその日のうちに体の関係に。
美都の実家はカラオケスナック。
中学生のある日、店に来た占い師に
「2番目に好きな人と結婚したほうがいい」と言われる。
そしてその通り、有島の次に好きな涼太と結婚する。
有島とはあれ以来関係が続いていたが、ある日有島が既婚者で、子どもが生まれたことを告げられる。
終わりにしたくない美都は自らも既婚者だから安心してと伝え、関係を続けることに。
【section2 渡辺涼太】
通っていた眼科の受付の美都を好きになり、アタック。
料理が趣味で、いわゆる良い人。
眠っていた美都の寝言で聞いた有島の名前が気になり、調べ始める。
こっそり見た携帯に載っていない有島について探ろうと、偶然を装い美都の親友香子に接触する。
あの寝言以来、携帯チェックが欠かせない涼太。
美都がめかしこんで出かけたある日から、寝言の名前有島が携帯に現れたのです。
【section3 戸川麗華】
面倒見がよくまじめで地味な学級院長タイプの麗華。
遊び人の父は借金を残して家を出たが、麗華と妹と母親の暮らすアパートに出入りするようになっていた。
妹は麗華と違い、美人で目立つタイプだった。
有島とは同じクラスだったが、チャラチャラしたタイプの有島とは分かり合えないと思っていた。
ある日、バイト先に有島が家族と食事に来て以来、言葉を交わすようになる。
彼にコンプレックスだった名前を呼ばれ、今までと違う感情が湧いたことに興味がわいた麗華。
心のままに動き、光軌にキスをした麗華。
そして結婚することになった時は同級生たちは誰もが驚いた。
そして今、麗華の両親はやっと離婚することになった。
離婚が進まなかったのは父が母に依存していたのではなく、母が拒んでいたからなのだそうだ。
「妻という立場は そう簡単に明け渡せるものじゃない」と
【section4 有島光軌】
明るく女の子にモテる有島。
女の子と良い雰囲気になることもあったが、家庭に問題を抱えている麗華からの呼び出しは放っておけない有島。
ズルズルと一緒に過ごしていた。
感想
蜘蛛のような麗華とリア充な光軌
頭からっぽな美都とねっとりした涼太
なんかめっちゃリアリティあって怖いww
コメント