出版社コメント
畑中葉子の誘拐殺害事件の犯人を探るため、SKALLのアジトへ潜入したエイジ。
なんとか犯人の手がかりを入手したものの、SKALLを仕切る佐井 社(さい やしろ)から追われることになってしまう。
佐井はエイジをあぶり出すため京花を狙うとエイジを脅す。
京花を救うため、エイジは佐井と死のドライブへ!
そこで待ち受けるのは、”最も残虐な殺害方法”だったーー。
全巻までの記事
あらすじ&ネタバレ
佐井から養父母と京花を襲うと脅されたエイジ。
養父母の家には警察を頼み、京花の元へ向かう。
京花とともに佐井に捕まってしまう。
スマホも奪われ、GPSも使えなくなった。
麗からのアドバイス通りに交渉をするエイジだが、佐井の目的はエイジを殺すこと。
エイジの事を「LLの息子でありながら後継者たりえない、LLを汚す存在」だという。
LLに酔狂している佐井は人類史上最も残酷で悍ましい拷問・処刑方法の一つ『scaphism』でエイジを殺そうとするが、京花が車から抜け出し、エイジを救いに来る。
腕を縛る結束バンドを焼き切るためにやけどを負った京花を見て、情けなく思うエイジ。
危機一髪のところでエイジの体に埋め込まれたGPSを追い、警察が到着する。
唯一俺に出来ることといえば
こいつマジでダメなヤツだなって思わせることくらいだ・・
エイジは自分の頼りない部分を利用し、佐井を油断させ出し抜くことができた。
佐井が逮捕され、とりあえず危機は去った。
エイジは京花に二重人格であり、京花が好きになったのは自分ではなく、もう一人の人格であることを伝える。
麗はB一の隠し撮り動画を見せ、B一がエイジを観察し、完璧にエイジになり切っていた事実を知らせる。
ショックを受けるエイジだが、京花は一緒にB一を知る努力をしようと笑う。
安心して眠りに落ちるエイジ。
気が付くとまた時間が飛んでいた。
佐井に脅された友人はエイジと距離を置くようになっていた・・・
京花はB一と話ができたのだという。
B一は「俺に干渉するな」とといい、何も教えてくれなかったそうだ。
京花は好きになったのはB一ではなくエイジの事だといい、エイジもそれを受け止める。
麗から、二重人格について向き合った方が良いと言われ、一番近いクリニックに通うことにしたエイジ。
そこには既にB一が通院していた形跡が…
しかも、他の患者によると「キョウカちゃん」と呼ばれる女の子と一緒に通院していたのだという…。
感想
SKALLとの死闘を一緒に乗り越え、心のよりどころになっていた京花にも隠された秘密があるようです。
友人ともぎくしゃくしてしまっているエイジ。
これ以上試練を与えないで欲しい(涙)
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