親愛なる僕へ殺意をこめて(4)井龍一・伊藤翔太

ネタバレあらすじ&感想

作品名:親愛なる僕へ殺意をこめて(4)
作 者:井龍一・伊藤翔太
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン⇒
コミックDAYS
レーベル:ヤンマガKCスペシャル

出版社コメント

女子大殺害事件は凶悪暴力集団「SKALL」を仕切る佐井が逮捕されたことでひとまずの解決を見せた。
この事件がきっかけで二重人格であることを京花に打ち明けたエイジは、彼女とともにB一の謎を追うことに。
B一について解明がなされないまま、次第に京花の隠された過去があることを知る・・。
その時、エイジは京花の生い立ちを探り、その過去に戦慄する・・。

全巻までの記事

あらすじ&ネタバレ

クリニックの医師によるとB一は解離性同一症の治療を望んでいるのだそうだ。
京花から聞いたB一の話と、医者の話、待合室に居合わせた患者の話を聞いていると、矛盾が生じる。
誰かがウソをついている…?

そんな時京花からエイジを母親に紹介したいと言われる。
エイジの父親の話もすでに母にしており、受け入れてくれるという。

訪問した京花の家で、京花は養子で7歳のころに今の養父母の所へ来たのだという。
何も聞かされていなかったエイジは戸惑うが、「本人から話すまで聞かなかったことにして」と言われる。

その後、エイジの部屋で京花がシャワーを浴びている時に京花の携帯が鳴る。
京花は母親からだというが、その番号にエイジは見覚えがあった。

B一も通っているというあのクリニックの電話番号だ。
嘘をついていたのは京花だったと気が付いたエイジ。
何も変わらない態度の強化に恐ろしさを覚える。

不信感を募らせるエイジは京花を尾行することに。
京花が向かったのはB一の通うクリニック。
患者として通院している事が分かった。
京花も自分と同じような問題を抱えているのか…気になったエイジは京花の手帳を盗み見、京花が預けられていたと思われる施設の名前を見つける。

施設の人によると、京花は5歳の時にホームレス生活をしていたところを保護され、失語症状態。
それ以前に何があったのか、誰も知らないのだという。
幼い京花が壮絶な体験をしてきたことを悟ったエイジは、京花に過去を探るようなことをしたことを謝り、力になりたいと告げる。

その言葉に心打たれた京花はエイジを連れていきたい場所があると言い、ある団地へ向かった。

京花はその団地の一室で虐待を受けて育ち、押し入れで育ったのだった。
姉は両親に大事に育てられており、両親も姉も京花を虐待して過ごしていた。
自分で死ぬこともできず過ごす日々だったが、転機が訪れたのがLL事件。
姉がLL事件の犠牲になり、母も自殺。

京花が見ていたのはエイジではなく、エイジの父親LLだったのだ。
それでも京花を暗闇から救い出すために力になろうとするが、京花に押し入れの中の白菱の死体を見せられる。

2人は実の親子なのだという。

きみヲ 救えルのカ・・?
自問自答するエイジだった…

親愛なる僕に愛をこめて 4 より

感想

病んでる京花ちゃん

驚いたよ…(涙)

京花ちゃんの秘密が暴かれました。
京花ちゃんの過去は精神を病むのには十分で、同じような辛さを味わったエイジにとってはつらいところですね。

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コメント

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