その女、ジルバ 1巻 6話 有間しのぶ

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作品名:その女、ジルバ(1)
作 者:有間しのぶ
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミックオリジナル増刊号
レーベル: ビッグコミックス

出版社コメント

伝説のママ・ジルバの店 BAR OLD JACK & ROSE―――
終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。
ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。
そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹 新(うすい・あらた)、40歳。
大手スーパーの倉庫で働く彼女は、
恋人なし、貯金なし、老後の安心なしの崖っぷち人生。
リストラで希望の職場も追われ、
夢も、仕事も、結婚も、あきらめかけた彼女が、
笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れていた何かを取り戻していく。
昼と夜、二足のワラジで働くことになった、見習いホステス・“アララ”。
彼女のシングルライフに、どんな変化が訪れるのか!?

ドラマ化!

その女、ジルバ | 東海テレビ
2021年1月9日スタート、毎週土曜よる11時40分。夢も、仕事も、結婚も…人生を諦めかけていた彼女が、扉の向こうで掴んだものは!?「第23回手塚治虫文化賞マンガ大賞」受賞の話題作『その女、ジルバ』遂にドラマ化!

池脇千鶴さんの演技が話題のドラマその女、ジルバの原作漫画✨

公式サイトで1話目読めます♪

「その女、ジルバ 1」|ビッグ コミックス|小学館
伝説のママ・ジルバの店 BAR OLD JACK & ROSE―――終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹 新(うすい・あらた)、40歳。大手スーパーの倉庫で...

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登場人物

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000002-3.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS0000031.jpg笛吹新
アララ


池脇千鶴さん

シジューの新の苦悩が伝わりすぎて痛かった…
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000005.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000006.jpgくじらママ

草笛光子さん

き、きれいすぎる…
もっと顔に山あり谷ありな方がよかったかなww
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000002-4.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000004.jpgナマコさん

久本雅美さん

イメージピッタリ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000002-5.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000005-1.jpgマスター

品川徹さん

こちらもなかなか💛
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000002-6.jpg画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: WS000003-1.jpgジューゾー

草地稜之さん

イケメン!
本物の熟女好き役
じわじわ来ますww

ジューゾーのツイッターもある💛
可愛すぎません?ww

あらすじ&ネタバレ

【第6話 桜の思い出】

週4でOLD JACK & ROSEで働くようになった新。
所作も女性らしくなり、季節を愉しむ余裕も出てきた。

春になり、OLD JACK & ROSEでも付き出しの器が桜の小鉢に変わりました。
器も年月を経ていい色に変化している。
今の色の方が良いというひなぎく。
週末の花見に合わせて、田舎から朝採りのタケノコを持ってくるという。


可憐なひなぎくさん

田舎へ帰る準備をするひなぎくさんに孫が車で送ると声をかけるが断るひなぎくさん
この旅では独身。
本当にもう未亡人だけど、娘気分でいたいのよ。

そう考えながら、電車で田舎へ向かいます。

男の人が優しいと生きにくい時代に、子供心にも優しい人だったひなぎくのお父さんのお墓参りのために田舎に毎年帰っているひなぎく。
父親のお墓参りへ山を登る。
魂だけどんどん若くなし、昔の記憶がよみがえる。
山の上まで行くと、省一さんというおじいさんがひなぎくを待っていた。

どちらかがここに来られなくなったり、惚けて何も分からなくなってしまっても悲しまない。
いろんなことを受け入れて生きてきましたもの。
この桜の木がこんなに太い幹になるまで。

一本の枝垂れ桜の前で語り合う2人。

ひなぎくはひなぎくが家計を支えるため年齢を偽って女給をしていた折、病弱な弟の世話係にと山師に見初められ、売られていったのだ。
山師の弟の省一さんは先代が妾に産ませた子で足が悪かった。

実際の仕事は下女で、病床に就いていた奥様の世話もしたが、菊子につらく当たるのだった。
山師は菊子を妾にしようと狙っていたのだ。
そんな時、省一さんは震える菊子を自室にかくまってくれ、寺の和尚に手紙を書きふもとの檀家の手伝いにしてくれた。
菊子はその家の仕事の後に省一と奥様の元へ通うようになった。

省一に恩を感じた菊子は省一に欲しい物とか、したいこととかがないか聞く。
遠い空を見上げ
この家じゃないどこかへ行って、見たことないものが見たいなぁ
とつぶやく省一。

今思えば世間を見たいということだったのだが、若かった菊子はそれを言葉通りに受け取る。
ある夜、眠る省一を起こし、負ぶって片道4キロほどの山道を
そこは寺の名物の枝垂れ桜
もちろん省一は知っている場所だが、木の幹に省一を座らせ
花の鳥かごに入ってるみたいでしょ
と笑う菊子
省一も
たしかに…ここから見る花も月も初めてだ。本当に、綺麗だな。
と笑う。

その年の暮れに山師が亡くなり、奥様は町の病院へ。
離れ離れになってしまう2人。

その後、省一は大手術をして歩けるようになった。
母が再婚した実家に戻った菊子は義父となじめず家を出てジルバの元で女給に。
そして、父や省一のような優しい人と結婚。
省一さんも村の女性と結婚したそうだ。

大人になって違う人生を歩んできて、違う道に尽くしてきても一年に一度。
逢瀬を重ねる菊子と省一。

そして、たくさんのタケノコや山菜を持って東京へ帰る。
いつものにぎやかな日常に。

新の元へは地元の友達からほころびかけた桜の写真が送られてきた。
福島に本当の春が来ることを願う新。

桜が咲くたびに、思い出がまた増えていくのだった。

感想


朝からタケノコを掘り、そのままお花見とは、ひなぎくさんめっちゃ体力ありますw
春が来るたびに思い出すひなぎくさんの何十年も続く純愛のお話でした。

桜って、そういう力がありますよね
人生の節目になる事が多い季節に咲くからなのか、咲き誇る期間が短いからなのか
私も桜が咲くと今年も一年生き延びたな…って思います

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