完結巻💛
高校生の6人と、10年後のみんな
電子書では見られない背表紙…


出版社コメント
翔の自殺を止めるため、手紙の力を借りて行動してきた菜穂たちは、体育祭の日に翔の笑顔を見て「救ってあげられる」と感じていた。
しかし手紙には12月31日に菜穂と翔がケンカしてしまうとあり一抹の不安を覚えていた。
翔の未来を変える事はできるのか?運命の日は刻一刻と近づいている…。
ついに完結! 収録作品『orange』第18話~最終話 『春色アストロノート』最終話
アニメ化&映画化!
最初は別マで連載されていたのですが、いろいろあって月刊アクションに移籍。
休載などもあり、新刊が待ち遠しかった思い出…
6巻が出てたの知らなかった~!
6巻買ったので改めて読みなおします💛
前巻までの記事
あらすじ&ネタバレ
6人で過ごす予定のクリスマスイブ
未来からの手紙通り翔は祖母の病院に付き添うため来られなくなった。
そして、翔と喧嘩をするはずの二年参り
諏訪は菜穂へ告白しないよう、今日は仮病で(笑)来ない
手紙によると、励まそうとした菜穂の言葉に翔が怒り、もう話したくないと言われてしまったのだという。
分かっているのだから気を付ければ大丈夫
些細なことでも翔の機嫌を損ねないか腫れ物に触れるような扱いをする菜穂。
言葉を選び選び…
気を使い気を使い…
だけど、結局手紙と同じように翔は怒って帰ってしまった…
諏訪に電話を掛ける貴ちゃん、アズ、ハギタ
翔の事は必ず助けるから、気にせず告白するように助言する。
そしていつもなごませ役のハギタくんが珍しく(はじめて?笑)真剣な話を
「俺たちが未来を変える事で 翔だけじゃなく関係ない他の人たちにも影響が出る」と。
諏訪は未来の菜穂との子を思い出していた。
諏訪はみんなといなかっただけで実は2年参りの神社には来ていた。
泣きながら立ち尽くす菜穂に声をかけると、告白…ではなく、菜穂の背中を押す言葉をかけていた。
ホントにいいの?諏訪…
翔が死んでしまった世界…
松本に引っ越してきた翔。
サッカーのバッグとスパイクを探す翔に、母親はもう必要ないから捨てたという。
いつも何も相談せずに物事を進める母親にいらだっていた翔。
転校初日。
母親からのメールに冷たい言葉で返事をし、菜穂たちと下校することを選んだ翔。
母親からのメールは帰ってこず、それが母親との最後の言葉になった。
学校の誰も、翔の母親が亡くなった事は知らない。
誰が死んでも世界は変わらない。
サッカーに入りたかったけど、母親との約束だからと入部をあきらめる。
だけど、友達といる時は楽しい翔。
自分が抱えているものを知られたら、友達とはいられなくなると感じていた。
転校前の友達に会うことになった翔は、自分の気持ちを少し打ち明ける。
だけど、友人たちは重い話を冗談だと受け止め、笑いとばす。
帰宅した翔は気が付くと自殺未遂を起こし、病院へ運ばれていた…
楽しい時間を過ごしながらも、翔の中の罪悪感はどんどん膨らんでいた。
翔にとって生きる事が一番辛く
後悔から解放されるなら 今すぐ死んだっていいと思うようになっていた。
そして自転車で家を飛び出し、トラックの前に飛び出していた…
10年後のみんなは「都市伝説」で手紙を過去に送れるのではないかと思いつく。
もし手紙が届き、過去が変えられたとしても、それは今の世界とは違う世界、パラレルワールドだ。
今の自分達の世界は変えられない。
それでもいいと高校生の自分たちに手紙を書くことを決めた。
そして手紙が届いた世界の菜穂。
手紙の通りの世界にならないよう、翔に声を掛けたり、頑張ってみたものの、
翔が菜穂と距離を置こうとしている事には変化がなかった。
翔が亡くなる前日のバレンタインデー
菜穂は勇気を出し、翔に話がしたいと声をかける。
2年参りの日、菜穂を気付つけたことを後悔し、距離を置いていたのだという。
お互いの気持ちを話し、つき合うことになった2人。
そして2月15日
翔が亡くなるはずの日。
やたら熱く翔のサッカーをほめる諏訪
かけてるとだんだん斜めになってくるお古のメガネをくれようとするハギタww
アズと貴子からは山盛りのお菓子
普通に過ごそうと決めたけど落ち着かない5人…
事故の起こる時間は夜8時過ぎ
翔は手紙の通りに事故現場の交差点へ…
だけど、直前で死ぬのが怖くなったと、翔は生きることを選んだ。
そして6人は10年後の自分にタイムカプセルを埋めるのでした。
感想
時限爆弾のような不安定な翔に振り回されて疲れた…(私がww)
こんな翔。ちゃんと大人になれるのか??とっても心配。
社会に出て、ちゃんと働けるのかしらみたいなww
諏訪は出会うはずだった我が子を誕生させない未来を選んだのよね。
なんだか複雑だわ
ふざけた存在のハギタが実は一番の常識人で、おりこうさんだったのが面白いww
手紙をタイムスリップさせる作戦はとんでもなさ過ぎたけどww
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