出版社コメント
フミハルは不倫相手・田尻明日香の暴走と自殺未遂に疲弊していた。
ポレ美はそんな彼を見ているうちにマインドコントロールされているのではと思い、明日香を訴える手段に出る。
「私たちの家庭を壊した制裁を与えてやるんだ」弁護士にも相談しポレ美個人での訴えを起こす方向で話がまとまるが、帰宅後フミハルは「僕を訴えない念書を書いて」と言いだす。
さらに彼の携帯を奪い履歴を見るとそこには明日香との生々しいやり取りが――!?
前巻までのあらすじ
あらすじ&ネタバレ
過去の話を暴露する山木
田尻との関係がこじれ「必ず連絡するから…」と言ったきり田尻のLINEをブロックした山木
山木…ホント自己中だな…
当然だけど、仕事の関係がある限りは連絡はとれる2人。
山木は仕事の打ち合わせで顔を合わせた時に、今は気持ちが妻に戻ったことを田尻に伝える。
納得し、これからは仕事の関係に戻るからLINEのブロックを解除するように頼む田尻。
言われるがままにまたLINEで繋がる2人。
その日のうちに田尻から山木に連絡が入り、仕事の書類を取りに自宅まで来いと呼び出される。
呼び出されるがまま家に行く山木ww
そして別れるならセックスの音声をポレ美に送る、それが嫌ならば死ぬと自殺をほのめかす。
そんなことがあり、山木はポレ美を実家に帰らせたのだと言う…
誰を信じていいのか分からない状況だったけど、浮気相手の田尻と対峙した時の様子を思い出したポレ美の憎しみは全て田尻へとスイッチした。
「山木さんは被害者だ…」
ポレ美は田尻を訴える決意をする。
するとさっきまで田尻を悪者にしていた山木の態度が一変
「本当は僕の事を訴える気だね?」と冷たく言う。
話し合いの結果、疑心暗鬼になっているという山木が以前山木が相談に行っていた弁護士に直接電話をし、田尻を訴えることに。
そして2人で弁護士の元へ。
別れたいと口ではいいながら、再び田尻と関係を持ったという山木の話を聞き、怒り出す弁護士。
こんな弁護士おる?ww
泣いて反省する山木と怒る弁護士を見て、自分が怒られているようになったポレ美…
なぜかポレ美もいたたまれない気持ちになり謝ります…
そして、山木の矛盾した行動では相手を訴える事が出来ず、ポレ美が個人的に田尻を訴えるため内容証明を送ることになった。
そして家に帰ると、再び山木がポレ美が自分を訴えないか信用できない。
山木を訴えないという念書を書けという。
言われるがままに念書を書くポレ美。
その中には毎月5万の2年分という慰謝料の事まで…
そのうえ、自宅の電話には盗聴器がつけられ、山木は自分の実家に電話をしても無駄だと脅す。
それから数日がたったが、田尻からの大量のメールやLINEは届き続けた。
そしてポレ美は「山木さんの携帯を管理」する。と宣言する。
今まで13年間、どんなに疑念を抱いたとしてもお互いのスマホには触れなかった2人。
そして目にした山木と田尻のラブラブなやり取り、ポレ美の悪口など…
2人のやり取りを自分のスマホで撮影し始めるポレ美
すると逆切れした山木はスマホを奪いかえし、ちょうどかかってきた仕事の連絡に応え出かけてしまった。
そして数時間後、山木から「携帯が壊れてしまったから買い替える」との電話。
都合のいい山木の言い分。
妹に「ここまでされてもまだ一緒にいるつもり?」と聞かれ、今はまだ分かれない方が良いと思ってる。と答えるポレ美。
そして、妹からは「今度は妊娠の可能性があり、今度はそれを理由に迫ってくる可能性がある」と言われる。
山木に最後の田尻とのセックスについて尋ねるポレ美…
だが、山木は「田尻との行為で妊娠している可能性は100%ない」と断言。
どうして断言できるのか…?
不思議に思うポレ美…
感想
振り回されすぎて情調が不安定になっているポレ美…
こんなにバカにされて。ホントに腹が立つ~!
結婚してしまうと、最後まで信じたかったり、思いきれなかったり…
良くも悪くも慎重になっちゃいますよね…
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