夫はグレーゾーン(1)秋野さと

ネタバレあらすじ&感想

作品名:夫はグレーゾーン(1)
作 者:秋野さと
出版社:ビーグリー
掲載サイト:まんが王国
レーベル: まんが王国コミックス

出版社コメント

会社の同僚・優斗と結婚した美和。幸せな新婚生活を送るはずが、あまりに無神経な優斗の言動に、次第に心をすり減らしていく…。
片付けが全くできない、会話は空気が読めずに一方的。
超がつくマイペースな優斗に、美和は翻弄され思い悩む。
もしかしたら…優斗は、どこかおかしいのかも!? 
不安が確信へと変わった時、美和は優斗と共に病院を訪れる――。

あらすじ&ネタバレ

読んだ瞬間うちの旦那じゃない…?
と、衝撃を受けた作品

上川美和は一年前に会社の同期の優斗と結婚
彼は抜けているけどいつも優しい癒し系

だけど、最近あれ?と思うことが…

  • とにかくマイペース
  • 周りを全く見ていないときがある。
  • 唐突に心を削るような失言が多い(悪気なし)
  • 食事の途中でも他の事に夢中に
  • 会話が最後まで続かない
  • 一度に複数の事をこなせない
  • ミスが多い

そして美和は優斗が「発達障害」では?という思いにたどり着きます。
最初は受け入れられなかった優斗も自分はどこかおかしいのでは?という思いになり、心療内科へ。

待合室で周りを見渡すとどこにでもいるような人たちばかり。
普通に生活している人たちでも、悩みを抱えて生きているのだと感じる美和。

診断の結果は、ADHDの傾向が強いけれど診断は出しにくい「グレーゾーン」だと考えられるというもの。
診断が出ないからこそ苦しむ。
病気でもない。だけど普通に生きる事がうまくできない。
そんな人たちが多くいるのだという。

優斗をどうなぐさめようか悩む美和だが、当の優斗は「グレーゾーンなんだから普通」
会社の人にもカッコ悪いから言わない!という。
優斗を励ますため、美和は優斗の実家に行こうと誘うが、ここでも義母にデリカシーのないことを言われ傷つく。

追いつめられる美和。
家を飛び出しコンビニへ行くと声をかける男性が。
それは昔付き合っていた男性でDVに苦しめられた美和は友人の協力で引っ越していた。
恐怖を思い出した美和はやさしい優斗に安心感を憶え改めて優斗と一緒にいたいと感じる。
美和の元カレは美和を自分の元に戻そうと近所を見張り、近所の話を盗み聞き優斗がだらしない男だと知る。

久々に出社した優斗は周りが優しく接してくれることに安心する。
先輩の白井は優斗を呼び出し、自分の息子が自閉症であることを優斗だけに打ち明け、引き合いに出し慰める。
しかし、空気の読めない優斗は障がい者扱いにムッとする。
そして、秘密だと言われていた事を忘れ、白井の子どもが自閉症であることをみんなの前でバラしてしまう。
キレた白井に「発達障害のくせに!」と怒鳴られた優斗は「俺は発達障害なんかじゃないです!」と言い返す。
静まり返る社内。
なぜ白井が起こるのか理解できない優斗に周りは呆れる。

モヤモヤし、全く仕事が進まず、ダラダラと残業をする優斗と、それに付き添う上司。
もう今日は帰れと言うと優斗は反省を口にするでもなくあっさり帰宅。しかも持ち帰り厳禁の書類を持ち出して…

優斗のおかげで残業になった上司だけど、本当は古くからの友人と約束があったらしい。
様子を伺う友人に思わず優斗の事を愚痴る…。
友人はいびり倒して退職させろと言う…

優斗は帰宅途中の公園のベンチで美和に電話を掛ける。
みんなが普通にできることがなんで俺には出来ないんだろう
落ち込む優斗からの電話は切れてしまった。

心配した美和は優斗を探すため家を飛び出す。
そこに偶然やってきた親友・真珠も一緒に優斗を探してくれることに
慌てる美和を見て、嬉しそうな真珠はこっそり美和の元カレを呼び寄せる。

そんなことを知らない優斗は気持ちを切り替え、家に帰る。
ベンチにカバンとスマホを残したまま…
家につき、鍵がないことに気が付いた優斗はそこではじめてカバンを置き忘れたことに気が付きます。
途方に暮れ、マンションの前で座り込んでいる所に美和と元カレが。
優斗の姿を見つけ、駆け寄る美和ですが、重要書類の入ったカバンを置き忘れたと聞き、大慌て。
2人の様子を見て引き上げることにした元カレは真珠に電話。
優斗が発達障害であることを知り、美和を取り返そうと…

カバンがなくなった優斗は会社にカバンを盗まれたことにし、重要書類が偶然紛れていただけと説明すれば叱られない!と笑顔で話す。(こわ)
結局カバンは交番に届けられていて、事なきを得る。

優斗のことで必死だった美和は着の身着のままで寒空を走り回ったせいで風邪をひいてしまう。
優斗には看病も、自分の世話もできるはずがなく、どっと疲れる美和…

会社では優斗を「辞職に追い込め」というアドバイスをうけた上司が優斗に仕事をある頼む…

感想

前半を読んだ瞬間旦那の事だと思った優斗のおはなし。
後半の優斗の様子はもはやグレーゾーンではない気がするけど…

結婚当初はきっと発達障害なのだと思い、病院にかかろうとやっきになって誘っていました。
だけど、本人は生きづらさを感じていなくて
様々なトラブルを「周りがバカだから」だと思っていました。

確かに私より得意なことも沢山あって、私も確信は持てないまま子どもに手を取られるようになりました。
ふと、子育てが楽になってきたこの頃。

気が付けば旦那の身の回りはボロボロ。取り返しがつかない状態。
もっと早くに手を打っていればと思うけど、聞く耳を持たない状態では、一人前の大人を無理矢理受診させることもできません。

生きづらさを抱えていても、それに対する対処法を用意しておけば、ミスにまで発展することなく済むはずなんですよね…

大事なのは、他人の意見を聞き入れる心です。

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