出版社コメント
これは、最も一線を越える「結婚」!!
児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢など抱いていない30代・独身。
彼はある日、担当児童・卓斗から「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受ける。
犯人の名は品川真珠。【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯だった…!!
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前話までのあらすじ
あらすじ&ネタバレ
3話 品川真珠の話
アラタが扉を開けるなり「真珠さんと結婚するって、本当ですか?」と尋ねる宮前。
真珠からプロポーズされたからアラタの生活態度を見てきて欲しいと依頼があったのだと言う。
手紙はあまり書かない真珠がアラタからの手紙には返事を書いている。
アラタの何が真珠を変えたのか知りたいのだと言う。
今までは私書箱で受取していたから住所を知る事が出来なかったが、前回の手紙でようやく住所がわかったから来たのだと言う。
自ら住所を晒すことで卓斗の事は隠すことが出来た。
真珠はアラタを偽物だと薄々気づいてはいるが、相手の住所を知れば覗きに行きたくなるのが人情だ。
アラタは宮前に2年ほど児童相談所におり、彼女もおらず、この年になるまで運命の女を探していたと告げる。
結婚なんてする気もないのだが…。
万が一本当に婚姻届けを提出することになっても、2人の間に生まれるのはガラス越しのおままごとだけ。
獄中結婚の大変さを説く宮前に、やってみなきゃわかんないとアラタが言うと声を荒らげる宮前。
アラタからのプロポーズで涙していたという真珠を傷つけないで欲しいと言うのだ。
アラタの印象とまるで違う宮前の話の中の真珠。
真珠はとても地頭がいい本当にアレが品川真珠なのかと言うアラタに宮前は子どもの頃の真珠に会っていたと話す。
雨の降る中軒下で犬のように大量の米とツナ缶を食べる真珠が、母親が虐待を疑われないようもっと太るために食べないと…というのを聞き、助けようと児相に連絡したのだった。
しかし、一家は引っ越し、国選弁護団で再開した時、すぐにその時の子どもだと気が付いたのだ。
彼女は私のことなど憶えてもいないでしょうが…
淋しそうに言う宮前だが、真珠は憶えていて宮前を私選弁護士に指名していたのだった。
感想
お人好し宮前は真珠に上手いこと利用されてるようです…
恐ろしい殺人犯・品川真珠にも悲しい過去があったようですね。
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