出版社コメント
これは、究極の「結婚」、追い詰めたのはどっち?
未だに死体の一部が発見されない遺族からの依頼で、連続殺人鬼・品川真珠からそのありかを聞き出す これは、最も一線を越える「結婚」!!
児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢など抱いていない30代・独身。
彼はある日、担当児童・卓斗から「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受ける。
犯人の名は品川真珠。
【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯だった…!!
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前話までのあらすじ
あらすじ&ネタバレ
第6話 河原に埋める夢
宮前に会いに行くアラタ。
桃ちゃんが呼び止め忠告する。
アラタの誰かを救いたいっていう気持ちは評価しているけど、その気持ちが強すぎると足元をすくわれる。
理想が高すぎると心が折れて辞めていく人が多い。
辞めちゃダメ!と。
アラタにとっては桃ちゃんや所長の方がヒーローだった。
そう宮前に話すアラタ。
地味な説得も交渉もいとわない。
子どもを助けても世間に褒められるわけでもない。
なにかあったらメディアに叩かれる、休日の呼び出しもしょっちゅう。
だけど、アラタはムカツク親はぶっ殺しても良いと思ってる。
どちらかというと悪党だ。と。
宮前も先輩にカッコつけてすべての裁判で勝とうと思うなと言われたことがあるのだと言う。
でも、真珠の裁判ではなんとか情状酌量の余地はないかと調べたのだと言う。
育児放棄気味の母子家庭。
引っ越しが多く児相も追跡しきれず小学校にも通っていない。
小2の冬にようやく保護され一旦施設へ。
問題行動が多かったからと受けさせられた知能検査ではほぼ平均値。
宮前が奇妙だと言ったのはここから。
事件の後、再度同じ検査が行われた。
その結果、8歳の時より知能指数が30以上高くなっているのだという…。
ありえない増加の数値。
別人にすり替わった形跡もない、双子の姉妹もいない、
8歳から現在までに彼女を変える大きな事件、事故があったとしか思えない。
多重人格まで疑いだす宮前。
真珠の無罪への道のため、その闇を腫らして欲しいと言う。
乗り気でないまま真珠と面会するアラタ。
桃ちゃんの助言通り別れ話をした方がいいかもしれないと思い始めていた。
慣れない別れ話を始めるアラタに
「河原に何か埋める夢を見た」と言う真珠。
生臭~い 血まみれの何かだった…
その何かを埋めた場所を話し出した真珠は、アラタがそばにいればもっといろんな夢を見れる。
別れ話は失敗に終わった。
感想
完全に真珠を信じ切っている宮前。
だけど、アラタ任せなのね。
本当はかしこかった真珠が8歳の時にはそれを隠してたと言うことなのでしょうか。。。
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