出版社コメント
頼れる妻と、ちょっと反抗期気味だけど可愛い高校生の娘。
鳥栖哲雄の人生はそれなりに幸せだった。
娘の顔に殴打の傷を見つけるまでは。
「100万の命の上に俺は立っている」の山川直輝、「サイコメトラー」「でぶせん」の朝基まさしの異色コンビが描く、罪と罰、愛と戦いの物語、開幕!
前話のお話
あらすじ&ネタバレ
第3話 今日から殺人鬼
駅まで零花と歩いてきた歌仙。
哲雄の指示通りやっぱりお父さんを手伝うから…と言いマンションに戻る。
その頃、哲雄は延人の死体を解体していた。
風呂場で死体を解体すれば、ルミノール反応ですぐにばれてしまう。
だが、容疑さえかからなければいい。
そこで、浴槽に耐熱加工を施し、浴槽で遺体を煮込むと言う方法を考え付く。
歌仙はそのための材料をホームセンターで買いそろえ、哲雄の元へ。
手伝うと言う歌仙を零花のもとへ送り出し、作業に入る哲雄。

47年間一度も警報を冒さずに生きてきた哲雄が、今日からは殺人鬼として生きていかなくてはいけない。
今まで書いた50作のミステリーに出てくる殺人犯たちはいったいどんな気持ちでいたんだろうな…?
今まで一度も考えたことがなかったことを、死体を煮込みながらぼんやりと考えていた。
窪は延人の父親と会っていた。
巧みに人格を変え、詐欺を行う麻取義辰。
妻には逃げられ、もう延人しかいないと言う義辰に早く延人を見つけるようプレッシャーをかける。
”子供は親が守らなきゃ・・!!”
同じく、子どもを守るため奔走している哲雄は死体の解体を終え、自宅へ戻るところだった。
感想
インテリヤクザ延人パパ登場。
歪んだ愛し方をしているものの、延人がかわいくてしょうがないみたい。
パパVSパパになるのかしら…
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