作品名：ホリデイラブ ～夫婦間恋愛～（７）
作 者：こやまゆかり・ 草壁エリザ
出版社：講談社
掲載サイト：マンガボックス
レーベル：KC KISS
出版社コメント
過ちを認め「真剣に付き合っていた」という純平の言葉に喜びを隠せない里奈だったが、杏寿と純平がやり直すことを知ると、杏寿の“一夜の過ち”を暴露してしまう。
さらに軋む二組の夫婦、その先にあるのは……。
ドラマ化！
前巻までのおはなし
あらすじ&ネタバレ
77話 タイムライン
麗華のSNSから個人情報を調べる杏寿。
投稿をほとんどしていない麗華のSNS、基本データも空欄。
誕生日メッセージからスナックをしている事だけが分かったが、特定できる情報もなく、行き詰っていた。
岐阜は雪が降り始めていた。
こっそり純平を呼び止め「昨日のクリームシチューどうでした？」と声をかける里奈。
里奈の態度に困惑するものの、はっきり拒絶できない里奈の思うがままの純平…
現場に行く純平を見送ると、里奈は早退し雪深い場所へ…
78話79話 一目だけでも
行き先は渡の実家。
井筒家に行くと、母親を恋しがって泣く子どもの声が…
インターフォンを鳴らし、一目子どもに会わせてほしいと懇願する里奈。
家の中から現れたのはなんと渡。
自分が仕事の時間を見計らい子どもに会いに来たことに激高する。
締め出されて1時間経っても雪の中待ち続ける里奈…
会わせてあげましょうという母親の声に反発するように、渡は家族を乗せ車で走り去ってしまう。
浮気されたことの憎しみでいっぱいな渡。
雪の中取り残された里奈は純平に電話をする。
何度もかかる電話に無視し続けることができず純平は電話に出てしまう。
80話81話 雪の夜
雪深い田舎で一人取り残されたと聞き、杏寿の元へ帰る道を引き返し迎えに行くと言ってしまう純平。
なんで電話でちゃうのよ…
車で家の近くまで送っていくが、家のカギがなく、義姉に電話を掛けるも出かけていて近くにいないという。
1人では心細いから今夜一緒に過ごして欲しいと言う里奈。
純平に罪悪感をもたせ、一緒にいても仕方がない理由付けまで。策士だね里奈💦
82話83話 憶測と計算
きっぱり断る純平だが、里奈も引き下がらない。
純平は飲み物を買ってくる…とコンビニへ
里奈を本当に嫌だと思いながら、罪悪感も断ち切れない。
コンビニで悩んでいると、事務員の武田さんに遭遇し声を掛けられる。
そこへ里奈が「私も飲み物」とやってくる。
ずっと2人を見て思うところがあった武田さんは「気を付けてくださいよ」とチクリ。
その言葉に
”何か…感じておられることがあるんでしょうか！？あるなら教えてほしいです”
と、純平
純平と里奈が噂になったのは、里奈がわざと仕向けたのでは？
噂の元になる出来事を武田さんから聞き、噂の疑いを里奈が自ら晴らしたのも、自分を手に入れるための計算だったのだと気が付く…。
84話85話86話 正体
やっと気が付いた純平に、さっき里奈がコンビニに入ってきたのも、自分の姿を見つけてわざと入ってきたのでは？と武田さんは言う。
里奈の行動は全て策略だったのか…
さっきの義姉への電話も嘘だったのかもと思った純平は里奈に通話履歴を見せるよう迫る。
嫌がる里奈の携帯を奪い、確認すると通話をしていないのに演技をしていたことが発覚する。
今までのこともすべて計算ずくだったと気が付いた純平。
杏寿の事もこんな風に罠にはめたのだ…
怒りで連絡も断ち切るからもう2度と近づくなとやっと宣言出来た純平。
”後悔はしない…？私はあなたの運命をにぎってるのよ”
ついに正体を隠すことなく脅しをかける里奈。
純平はそれでもかまわないときっぱり縁を切るのだった。
何をされても自業自得…そう思いながら杏寿に今から帰ると電話をする純平。
杏寿はその頃、麗華のSNSを辿り、ニセ黒井の正体と居場所を突き止めていた。
87話88話89話 BAR 8
杏寿を誘い、陥れた男の所に一刻も早く行きブログを消させないと…
今すぐにニセ黒井の店へ行くことにした杏寿と純平。
杏寿と合流した純平は、里奈が自暴自棄になり、何をするかわからない。
会社も辞めることになるかもしれないと打ち明ける。
不味い状況になったとしても、里奈をきっぱり拒絶してくれたことを喜ぶ杏寿。
ニセ黒井のいるBARについたが、店の中に彼はいなかった。
とりあえず座る2人。
すると、隣に座っていた女の子がニセ黒井と仲良くなるきっかけになった人物だと気が付く。
その時の事を聞こうとしていると、ニセ黒井が店に現れ…
90話91話 逃げも隠れも
店が閉まるまで待っていてほしいと言うタケちゃんと呼ばれているニセ黒井。
店の営業の間、カウンターで待つ純平と杏寿。
男から見ても魅力的なニセ黒井と対面し、つらそうな純平。
自分が浮気した相手と夫が顔を合わすことに里奈も複雑な気持ちだった。
そして、店を閉め杏寿たちに頭を下げ謝罪するニセ黒井。
本名は志賀タケルというらしい。
紳士的な謝罪になぜブログを作ったのか尋ねる杏寿。
心当たりがなく、驚く志賀。
全てを話すと約束し、一緒についてくるように言う。
純平は里奈を呼び出し、向かった先は麗華のスナック。
純平、杏寿、里奈、麗華、ニセ黒井がそろい、ついに真相が明らかになる。
感想
純平に本気にさせられたのに、あっさり捨てられて悔しい気持ちや、裏工作で純平の気持ちを繋ぎとめようとする気持ちは分かるけど
泣き叫ぶ子ども達と引き裂かれた直後に、即純平に電話するあたりはヤバイ女だなって感じがしますねｗｗ
そもそも出会い系とかしちゃうところもどうなのって思ったり。
良い母である描写がところどころにあったので、男に依存するのやめて欲しいなって思いましたｗｗ
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