出版社コメント
頼れる妻と、ちょっと反抗期気味だけど可愛い高校生の娘。
鳥栖哲雄の人生はそれなりに幸せだった。
娘の顔に殴打の傷を見つけるまでは。
「100万の命の上に俺は立っている」の山川直輝、「サイコメトラー」「でぶせん」の朝基まさしの異色コンビが描く、罪と罰、愛と戦いの物語、開幕!
前話のお話
あらすじ&ネタバレ
第4話 すしざんまい!
浴槽いっぱいの沸騰したお湯でサウナ状態の中半日以上作業。
緊張状態で食事もとっていない哲雄は重たい死体入りのトランクを運びながら家への道を歩いていた。
自宅の前には見張りの車。恭一がいた。
自宅では、久々に戻った零花がトランプ手品を披露していた。

すしざんまいポーズで手品を披露する零花、他愛もないやりとり。
日常に戻り安堵する哲雄。
喜びをかみしめ、改めて家族の安全を誓う哲雄に、ちょっと照れくさそうな零花。
第5話 見張り!?
うなされ目が覚める哲雄。
死体は骨の全てと肉のおよそ半分弱が残っていた。
脂肪分が抜け、小さくなった肉はトイレに流したがすべてをトイレに流すと水道使用量の増加から不審に思われてしまうかもしれない。
全ては流せず訳20kg分を自宅に持って帰っていた。
腐敗を考えるとタイムリミットが迫っていた。
そして、妻・歌仙は朝からずっとモヤモヤ気になっていると言う。
勘の鋭い妻が言う言葉に危機を感じる哲雄。
家の近くに朝からずっと黒い車が停まっている。という。
そういえば、昨日の夜から停まっていたかもしれない…
とりあえず車で外出し、追いかけてくるかを確認すると言う哲雄。
黒い車は動いていない。杞憂だったのかと思いながらホームセンターへ。
恭一の指示でもう一台の車が哲雄を追っていた。
そして哲雄がホームセンターにいる間、車に積まれたトランクを調べていた。
中身はただの着替え。
怪しまれていると仮定し、わざと中身が着替えのトランクを持ち出していたのだ。
だが、誰かが開けたら分かるように鞄の蓋にタオルの端を挟んでいた哲雄。
誰かにトランクを開けられたことを悟る・・・。
家族全員が疑われ、監視されている…
感想
お上品だけど肝が据わってる歌仙おかあさん。
じわじわと延人捜索隊の手が忍び寄ってます。
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