1122(1)3・4話 渡辺ペコ

ネタバレあらすじ&感想

作品名:1122(1)
作 者:渡辺ペコ
出版社:講談社
掲載誌:月刊モーニングtwo
レーベル: モーニングKC

出版社コメント

妻・相原一子。夫・相原二也。結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。
そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。
おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。
美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が……。
『にこたま』の渡辺ペコが描く最新作は、結婚の嘘と真実。
結婚したい人もしたくない人も――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!

前話までのおはなし

あらすじ&ネタバレ

結婚記念日の旅行にはしゃぐいちこ。
ベッドはダブル。
おいしい料理にキャンドル、ワイン。
ベッドでおとやにすり寄り、いい雰囲気に持って行こうとするいちこだが、拒絶され頭部強打。
夫婦なのに全力で拒否されたことにショックを受けるいちこ。
イチコの事も好きだけど、不倫相手の美月の事が好きだというおとや。
それにいちこにセックスを拒絶されたときの酷い態度がトラウマになっているのだという。

その頃、夫に誘われていた美月は、息子が泣き出したことでその場から逃れられていたことに安堵していた。
いちこもおとやの腕の中でねむりにつこうとしながら、自分が男だったら無理矢理セックスに持ち込んでいたかもしれない…と、女であることに安堵していた。

それから少し弱っているいちこ。
体も少し疲れが出ている。
久しぶりに会った女友達に弱っている事を見透かされ、おとやが公認不倫している事をカミングアウトする。
合理的だと思っていたシステムだけど、最近モヤモヤしていると自覚していた。
更にクライアントからも35歳で出産に対しのんびりしている姿勢をやんわりダメ出しされ、さらに落ち込む。

ふらっと立ち寄った本屋で読む雑誌には、昔一緒に働いたことのあるデザイナーの記事。
同じ下積み時代を過ごしていたのに、どんどん実績を積み売れっ子になっていた。

病まない雨。遅延する電車。
帰るの遅くなるかも。おとやにメッセージを送る。
風邪がヤバくなってきてつらいよー。送信しようとするも無情にも電池切れ。
ふらつきながら歩いていて、ぶつかった男性にはボヤッとすんなよブス。と吐き捨てられる。

そのころ自宅で過ごすおとやに美月からの電話が…
今から会えないかな
ちょっとだけでも。と…

やっとの思いで自宅への最寄り駅に到着したいちこ。
体調は最悪。
家まで徒歩20分。タクシー乗り場には長い列で傘も売り切れ。
その場にへたり込むいちこ。
今日一日のダメージが一気に押し寄せる…。

そこになんとおとやが現れる。
電話がつながらなくなったから助けに来てくれたのだ。

涙で視界もにじみ、言葉も出ないいちこなのでした。

感想

恋に夢中なおとやは美月からの呼び出しに応えなかったのね?
もしや「ちょっとだけ」会った後?(笑)
だったら嫌だな。

でも、夢中な美月の呼び出しに応えず、いちこを雨の中探しに出てくれたのかな?って思うとちょっと嬉しいですね。
おとやの気持ちがしりた~い(笑)

他の漫画の感想も探してみる

コメント

タイトルとURLをコピーしました