出版社コメント
夫・和真と浮気疑惑の相手との密会場所を突き止めた文は、覚悟を決めて同僚・樋口らと乗り込む。
そこには、慌てふためく和真と共に勝ち誇った表情の女の姿があった。
相手の口から、そして和真の口から聞かされた驚愕の”嘘と真実”。
「私はこれからどうすればいいんだろう――」苦悩する文が下した決断は…。
ドラマ化!

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今までのおはなし
あらすじ&ネタバレ
ホテルで目が覚めるとさやかが…
何かをした記憶はないが混乱し、家に居づらくなり仕事に逃げていたという和真。
だが、その後クリスマスイブにさやかとホテルに行ったのは事実。
最初は断ったものの、ホテルに行ったら浮気の証拠写真を消すと言われ、文に内緒で会ったのだという。
だが、和真はさやかとのことが原因でEDになっており、文との妊活にも取り組めず、精力剤を買ったものの飲むこともできず。
この日さやかに指一本触れていないのは確実で、
さやかの機嫌を損ねないため腕を組んで歩き、強い酒を飲ませて潰し、別々に寝たという。
子どもが出来たというさやかに、DNA鑑定しないと認知できないという和真に、さやかは怒りをあらわにする。
話を聞き、和真に薬でも盛ったのでは?という樋口。
妊娠しているのに酒を飲んでいるのもおかしい続ける高梨に、子どもはおろしたと涙ながらに話すさやか。
さやかの涙にほだされる高梨だが、文は冷静にさやかの話の矛盾点をつき、妊娠も中絶も嘘なのではないかと問い詰める。
そこへやってきたのは共通の友人、菜摘と香住。
それから香澄の元カレの健だった。
健がさやかに頼まれ睡眠薬で酩酊した和真をホテルまで運んだのだという。
和真の服を脱がせ、写真を撮る手伝いを…和真が起きそうになるとクローゼットに隠れ…一部始終を見ていたのだった。
健は浮気相手の若い女に貢ぐための金欲しさにさやかの言いなりになっていた。
真実が明るみに…
さやかと健を訴えるかと尋ねられた和真は告白する。
和真は実はさやかの虚言に気づいていた。
が、さやかの目的は和真ではなく文を傷つけること。矛先が文に向かうことを恐れていた。
そして更に本音では、文に信じてもらえず嫌われたら…そう思うと怪しまれると分かっていても隠蔽するしかなかったのだった。
だから彼らを裁く権利は自分にはないという。
「吐き気がするほど激甘っすね」
そんな和真に言い放ったのは樋口くんだった。
感想
和真。クリーン過ぎましたねw
ホテルで裸のさやかがいても手を出さず、流されることもない。
聖人なのか、よっぽどさやかが好みではないのかw
この展開も潔白すぎて嘘くさいけど
樋口くんが男らしすぎることで、和真のダメさが引き立ってしまう…
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