出版社コメント
中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師
2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か?
早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!
ドラマ化

前話までのおはなし
あらすじ&ネタバレ
第5講 「三月の共感者」
友人とカフェでお茶する佐倉は、今の中学受験について話をしていた。
勉強が苦手な子まで受験をするのってどうなんだろう…という佐倉に、世の中の流れじゃない?と
そして友人から聞いて初めて知る佐倉だが、彼女たちの母校も中高一貫校に変わっているのだ。
自分の高校がいまや高校からは入れないと知る佐倉。
塾で先輩講師にその話をすると私立だけはなく、公立の一貫校も増えているのだという。
今の子ども達には選択肢が少ない。
時代が違うのね。と先輩。
そして通りがかった黒木は佐倉への助言を求められ
最近の事情をあまりにも知らない桜の事を原始人扱いするww

黒木に怒りを感じつつも…(笑)
退社後も先輩にRクラスについて相談をする。
特に佐倉は加藤の事が気になっていて、自らも勉強が苦手だった過去を重ね合わせていた。
話をする中で、過去の答案にヒントがあるかもしれないと塾に戻ると、黒木もまだ塾に残っていた。
加藤の躓きを知りたいという佐倉に、再び原始人扱いの黒木。
Rクラスはお客さん。授業料さえ落としてくれればいいと言い切る。
Rクラスには楽しくお勉強させてくださいという黒木に、「勉強のできない人の気持ちがわからないんですね…!!」と気持ちをぶつける。
「はい。わかりません。」と黒木。
黒木の言葉に負けず、一人一人に寄り添って授業をする佐倉。
加藤にも自習するときに声を変えてくれればワンツーマンで見るからと声をかける。
だが、2日後。
加藤の保護者から「塾に行きたくないと言っている」と連絡が…
感想
今の子は選択肢が少ない。
というのは本当に感じます。
少子化で学校数が減り、学校数も減っているんですよね。
長女の高校受験の時には本当に1校落ちれば後がない状態でホントに参りました。
受験戦争が当たり前になるのもうなずけます。
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