出版社コメント
神城澪、37歳。命の恩人である真人と再婚してもうすぐ1年、
順風満帆な日々を過ごしていた。そんな折、近所で起きた「女性記者殺人事件」を
境にして、澪の周囲に微妙な変化が。夫にまつわる不安な出来事の数々、
気にかかる同僚の存在、事件直後から目の前に現れた怪しい男……。
知らず知らずのうちに、澪は運命の濁流に引き寄せられていく――。

前話までのあらすじ
あらすじ&ネタバレ
第3話 ため息の行方
夫・真人が食事に行ったと送ってきた京都の料理屋の写真はネットからの拾い画像だった。
真人は京都に行っていなかったの?澪が動揺していると
真人のアタッシェケースからスマホの振動音が何度も…
真人のスマホは枕元にある。
だとしたらこのアタッシェケースの中のスマホは…?
翌朝、気になりながらもはっきり聞くことが出来ない澪。
さりげなく、京都のお店について探りを入れる。
個室には行っておらず、人数は4人…
そこまで聞いたところで、真人が明後日の夜飲み会が入ってしまったという。
その日は記念日で、既にお店を予約してしまっていた澪。
だが、出世へつながっていると言われついつい許してしまう。
出社する真人を見送る澪はモヤモヤしたまま…
そしてマンションの外では真人の後ろ姿を見つめる例の怪しい男の姿が
そして澪も職場へ。
何気なく見た小泉のタイムカードの名前は「彩葉」
真人宛の怪しい手紙にも書かれていた文字だ。
偶然の一致?
身の回りでは気になる事ばかり。
そして売り場へ出ると警察が聞き込みに来ていた。
先日の女性記者殺人事件の被害者が何度かこの店を訪れていたのだと言う。
言われてみれば被害者の名前に見覚えがあるという絵里。
聞き込みをされているオーナーの小山田は個人的には面識がないが取材で店に来たことがあると答えていたが、絵里は嘘だと言い切る。
小山田は記者に執心で、新作スイーツを贈っていたのだった。
絵里はその送り状を何度も書かされていたので記憶にあったのだと言う。
そして澪は小山田から男性でも美味しく食べられるスイーツを旦那さんにともらい、真人にメッセージを送る。
しかし、真人からは残業になりそうだから食事は外で取って帰るという返事。
思わずため息をつくと、大学生バイトの沢木が現れ、澪を食事に誘う。
明るい雰囲気の沢木に思わず旦那の話を相談する。
真人がその店に行っていない可能性もあるから電話して調べてみようと明るく言う沢木。
感想
夫・真人完全に浮気はしてますね
しかし結構へたくそですね(笑)
オーナー小山田は単なる自分のケーキ大好きおじさんっぽいかな?
ここから爽やかな大学生沢木くんも怪しくなってきたりするのかしら?
楽しみです。
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