出版社コメント
――この家、壁の向こうにも妻がいる!?
今までのオトコがすべて既婚者(騙されてた)という恋愛運サイアクな主人公・前園小春。
ふらっふらで故郷へ帰るが、そこではさらにありえない生活が待っていた!
……なんと故郷は、少子化過疎化対策の特区指定で、“一夫多妻(ハレ婚)”がオッケーな町となっていたのだった!!!
ドラマ化

あらすじ&ネタバレ
01 無覚悟な女
東京で3人の男と付き合い、そのすべてが既婚者だった小春は傷心で田舎へ帰る。
恋も結婚もしないと決意し帰った田舎だったが、4年ぶりの故郷では今とんでもない条例が試されていた。
まず父の入院している病院へ小春が立ち寄ると、怪しい男が涙ながらに小春に声をかける。
知り合いのようだが、全然覚えていないと小春が言うと、小春を抱きしめ「お父さん残念だったね」と言い残して去ってしまう。
残念という言葉に焦り父の病室に駆け込むと、元気にエロ本を読む父親の姿w
父の体調がよくなるまで店も手伝うから田舎に帰りたいという小春に複雑そうな表情の両親…。
実家への帰り道、母親に話を聞くと父親はもう元のようには歩けない。
経営していた喫茶店ももうやっていくのは無理だという。
一晩考えた小春は父の代わりに喫茶店を営業する決意をする。
翌朝、友達を呼び店を開ける小春。
喫茶店を継ぐという小春に、後先も考えず勢いだけで行動する小春をしかりつける。
そのまま母親は父親の病院へ出かけてしまう。
その時、小春の携帯に既婚だと発覚した元カレから復縁ポエムが到着。
そうこうしているうちに着信まで。
その様子を見ていた友達あっこが、小春は既婚者ハンターで、結婚してる人しか寄ってこないとズバリという。
もう恋なんてしないという小春に、奥さんいてもカンケーない。結婚しちゃえばと明るく言うあっこ。
不倫なんかしないという小春に、この町の条例「ハレ婚」を使えばいいという。
小春が戸惑っていると、店に昨日病院で会った変な男が入ってくる。
コーヒーを出すとまた涙を流し、「あいかわらずキミは可愛いだけの女だね」といい小春の淹れたコーヒーをけなし、5円を支払って店を後にする。
腹を立てると思いきや、ドMの小春は胸を高鳴らせていた…(笑)
感想
なんでか既婚者が近づいてくるって…あるよね。分かります(笑)
ドMだからなの?
漬け込まれるんでしょうかね?
もう恋なんてしないと言っていた小春の決心は早々に揺らいでいます。
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