初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~(2)8話 横馬場リョウ

ネタバレあらすじ&感想

作品名:初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~(2)
作 者:横馬場リョウ
出版社:白泉社
掲載誌:Love Silky
レーベル:Love Silky

出版社コメント

夜の公園で時松に助けられてからというもの、心がざわついて落ち着かない穂波。
そんな中、友人に「もっとふさわしい相手がいたとしたらその結婚は間違い」と断言されてしまう。
間違いではないと思いたい穂波は――? 
一方、穂波の夫・俊一と不倫中の環奈は、婚活パーティーである人物と再会して…!?
欲望渦巻く、リアル不倫ラブストーリー!
描き下ろしおまけマンガが14ページもついています!

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前話までのお話

あらすじ&ネタバレ

神志那が馬原と出会ったのは前に勤めていた歯科クリニック。
患者として通っていた馬原が神志那に連絡先を渡したのだった。
一緒に婚活パーティーに行った友達とはこの職場で一緒に働いていた同僚だった。
馬原から連絡先をもらったことを相談すると、嬉しそうな神志那に
まだ治療が残ってるのに断られない自信があるの?
手慣れ過ぎてあんたなんか遊び相手としか見てないわよ
結婚してんじゃない?と畳みかける。

まさか~と言っていたけど、
馬原と付き合い、既婚者だと分かり、奥さんにバレるまで半年もかからなかった。

婚活パーティーが終わると、友人・ケイコは神志那を置いて帰ってしまい、神志那は馬原と2人で会場を後にする。
馬原は今は妻とは離婚していて、恋愛はしばらくいいかな。と思っていたが、寂しくなって初めて婚活パーティーに参加したのだと言う。

運命感じちゃったんだよ。と、自然に指を絡める馬原。
そして2人はホテルへ。
よりを戻そうという馬原に即刻ヤダと断る神志那。

不倫がバレた時、奥さんは許してくれたのになんで離婚したのか尋ねる神志那。

元妻があんなに傷つくとは思っていなかった馬原はその一件で懲りたが
ずっと疑われ続けるし、一緒にいてもお互い苦しくて 夫婦で居続ける意味がわからなくなった。
たった一度でも入ったヒビは元に戻らない。という馬原。
更によりを戻そうと言い寄る馬原だが、神志那の心は違うことを考えていた。

俊一夫婦は上手く行っているのか…
自分との関係も続いている。
離婚して欲しいなんて考えたこともなかったけど、もうほんの少し二人の間の亀裂が深まれば…
俊一を手に入れることができるかもしれない…

穂波は前夜眠れなかったこともあり、職場でもぼんやり過ごしていた。
その様子を見た同僚がもしかして男関係?とニヤニヤ。
そういう時は冷静な判断能力が欠如するから気を付けないと…と助言される。

確かに頭の中はごちゃごちゃで散漫だった。
妊活も始め、俊一と向き合わないといけないのに頭の中は時松でいっぱいだったのだ。

一方、俊一は神志那に別れ話を切り出そうとするも、神志那のペースにのまれ、デートの後でと話を聞いてもらえず。

穂波はモヤモヤを抱えたまま、時松の部屋のある階へ。
あって何を言うかは考えていなかったが
自分たちの間に、何があるのか…確かめたかったのだ。
ふと、俊一の事を思い出し、考え直す。
何もないとハッキリさせて前に進むのだと。

心をかき乱されることも、迷うことも、期待することも
そんな気持ちを打ち砕いてほしい

そんな気持ちで部屋のインターフォンを鳴らそうとしたとき
部屋のドアが開く。
名前を呼び掛けた瞬間
部屋の中から現れたのは「ときまつさんのおくさん」

とっさに階を間違えてしまったとごまかす穂波だが、奥さんの事も考えず行動を起こしてしまった事を後悔していた。
これじゃ俊ちゃんの浮気相手や 香ちゃんと同じ
人の夫に近づく いやらしい女…

感想

気持ちがなくても元不倫相手とヤっちゃう神志那…。
神志那の言うとおり、俊一には文句を言う権利はないのだけどね。

穂波は軽蔑していた人たちと同じことを自分がしている事に気がつき、自己嫌悪に陥る。

一口に不倫とすべてをくくれない気もします。
やっぱり不倫は不倫というのが一般的な意見かしら??

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