出版社コメント
穂波は、時松の妻・ミホと対面してショックを受ける。
自分がしていることは不倫中の友人たちと同じ!?
私は彼女たちとは違う、ルールを破ったりなんてしない…!
一方、ミホはすっかりトキメキを感じなくなった夫・時松を冷めた目で見ながら、出会った頃を思い出していた。
欲しくてたまらなくて結婚したのに…幸せになれると信じてたのに――。
胸が締め付けられるリアル不倫ラブストーリー第3巻!
描き下ろしおまけマンガは18ページもあって読みごたえUPです
!(このコミックスにはLove Silky Vol.89,92,94,97,99に掲載されたstory09-13と描き下ろしスペシャルマンガを収録しています。)
既刊一覧
前話までのお話


あらすじ&ネタバレ
保育士と歯科技工士の合コンで出会った俊一と穂波。
同僚にオタク趣味をいじられる俊一を見かねて、漫画の話題をふった穂波。
似ていた2人だから、どんなことでも分かり合えると思って信じていた。
穂波が熱でぼんやりした頭でそんなことを考えていると、俊一が慌てて帰宅する。
本屋に行っててスマホを車に置きっぱなしだったと嘘の言い訳する俊一。
本当に申し訳なさそうに謝罪する俊一を見て穂波は
俊一に浮気され、世界が真っ暗になって
そんな時に時松に会い優しくされてかんちがいしてしまっただけ。
時松への想いはそれだけだったんだと思った。
俊一に寄りかかり、大丈夫心配してくれてありがとう。とだけ言う穂波。
これ以上、自分の心を離さないで、繋ぎ止めていて欲しいと願うのでした。
そして、やっと都合がついてクリニックへ行ける日がやってきた。
すべて準備を整え、職場から病院に合流することにした2人。
だが、俊一が職場に出勤すると神志那が急病で欠勤していた。
どうせ仮病でしょう。という同僚たちだが、俊一は本気で心配になりいてもたってもいられず神志那の自宅へ。
俊一の心配をよそにケロッとした様子の神志那。
荷物を片づけていたら財布とかぎがどこかに行ってしまった。
スマホもどこかに行き、メールにも気づかなかったと言う。
あきれながらも荷物を開け、財布とかぎを探す俊一。
一生懸命な俊一の背中に抱き着き、早速この部屋が役に立った。と俊一を押し倒す神志那。
今日は帰らないと。といいつつ、神志那を前にすると何も考えられなくなる。
穂波が待っているのに、神志那の望む通りにしたい。好かれていたい。
彼女に触れていたい欲望に抗えない…
恋してるんだ…。
その頃、穂波は待ち合わせしている病院へ。
穂波は妊活についてネットや漫画で調べていた。
肉体的にも、精神的にも、経済的にもしんどそうだが、かえって自分達にはいいかもしれない。
進む道が同じなら、一緒に進んでいける…。
そう思っていたが、穂波の診察の番になっても俊一は現れず。
その時届いたメールには仕事でトラブルで間に合いそうにない。と…。
その頃、事を終えた神志那と俊一は探し物を見つけていた。
ホントは今日用事あったんでしょ?と尋ねる神志那に
大丈夫、心配ないよと優しく言う俊一。
部屋を出た俊一は、自己嫌悪するものの
禁欲してたからつい…と、あんまり反省していない様子。
一人で検査を受けた穂波はモヤモヤした気持ちを抱えながらマンションの非常階段へ。
前に捨てた俊一のプラモデルの頭、まだあったら埋めてやろうと思っていたのに、もうなくなっていた。
どこかに飛んで行ってしまったのかな?
そう考えていると、そこに時松が現れた…。
思わず逃げ出した穂波を追いかける時松。
穂波が躓き、時松が穂波に覆いかぶさる形になってしまう。
そして穂波の髪の匂いをかぎ、時松は警備艇に乗った日の事を思い出す。
その日、私と会いましたか?尋ねる時松に今思いだしたのかと驚く穂波。
家まで抱えて運んだと言うと、時松は
自分よりも重い人間を担ぐなんて…と心配し、
穂波の両手を包み込むように握る…。
私たちの間にあるものは恋だ…。
確信した穂波。
時松の手をふりはらうことができなかった。
感想
穂波も時松への恋心を意識し始めました。
俊一も、穂波といるのは惰性で、恋をしているのは神志那のようですね。
お互い様だから早く次の生活に行きなよ。と思ってしまう…。
そんな簡単なモノじゃないんでしょうか?
コメント