作品名：死ぬほど愛して(３)
作 者：天樹征丸・草壁エリザ
出版社：光文社
掲載誌：女性自身
レーベル：光文社コミックス
出版社コメント
週刊誌『女性自身』にて好評連載中の人気コミック「死ぬほど愛して」。
原作を担当するのは、累計発行部数1億部突破の『金田一少年の事件簿』を
はじめとする数々の大ヒット作で知られる天樹征丸。
作画を担当するのは、ドラマ化された『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』も話題の草壁エリザ。
実力派タッグが繰り広げる、謎が加速する“魅惑のラブ×サスペンス”の3巻が発売に。
3巻では、主人公・神城澪宅の近所で起きた連続殺人事件の凶悪犯が、
夫・真人であることが明らかに。
その魔の手が徐々に澪に迫っていく緊迫の展開をお楽しみください。
既刊一覧
前話までの記事
あらすじ&ネタバレ
第29話 僅かな誤算!?
両親のカケラもない自分も小泉からの手紙に過剰反応したなんて、人の子ってやつか
なんだかんだ1年は一緒にいた女だからな
真人は考えた。
元妻・彩は心臓の薬を飲んでいた。
今飲んでいる薬が合っていると話す彩の言葉から、毒を仕込むことを思いついたのだった。
今使っている隠れ部屋は彩のマンションだった。
彩の事を考えながら、澪を殺した後も一年夫婦として過ごすのだからこんな風に思いだしたりするんだろうな…
そう考えているとホテルで目を覚ましたらしい小泉からメッセージが。
真人は軽くかわし、かわされた小泉はイライラをつのらせ、澪に非通知で無言電話をかけようとした。
が、澪も寝入っていて電話に気づかない。
誰も出ない電話に向かい澪への悪態をつく小泉だが、寂しさの余り泣き出してしまう…。
翌日、職場で一緒に昼食休憩を取る澪と小泉。
真人の話をする澪を、エリートの旦那を自慢げに話していると思い込む小泉。
自分を捨てた婚約者も真人のようなエリートだった。
元婚約者と澪夫妻を重ね真人を必ず奪うと決心する小泉。
刑事が小山田について聞き込みにきた日の夜。
澪は真人にその日の出来事を話す。
女記者の事件で小山田が疑われるように仕向けたのも真人だった。
その女記者と真人が初めて出会ったのは元妻・彩の葬式だった。
記者の南沢は彩の高校時代の友人で、葬式でも真人の様子を伺いいろいろと話を聞いてきたのだ。
嫌な予感を感じた真人だが、その予感はやがて的中するのだった。
予定外の金にならない殺人。
小山田に擦り付けるため、更に彼の周辺をさぐる真人。
感想
気の毒な小泉だけど、せっかくモテるんだから普通に次の恋を探せば幸せになれていたようんま気もしますね。
元婚約者を引きずるあまり不幸になってしまいました。
真人。自分でも自分の中の人間らしい感情にちょっと感慨深そうでしたね。
私もちょびっとだけ安心しました（笑）
コメント