初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~(3)12話 横馬場リョウ

ネタバレあらすじ&感想

作品名:初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~(3)
作 者:横馬場リョウ
出版社:白泉社
掲載誌:Love Silky
レーベル:Love Silky

出版社コメント

穂波は、時松の妻・ミホと対面してショックを受ける。
自分がしていることは不倫中の友人たちと同じ!?
私は彼女たちとは違う、ルールを破ったりなんてしない…!
 一方、ミホはすっかりトキメキを感じなくなった夫・時松を冷めた目で見ながら、出会った頃を思い出していた。
欲しくてたまらなくて結婚したのに…幸せになれると信じてたのに――。
胸が締め付けられるリアル不倫ラブストーリー第3巻! 
描き下ろしおまけマンガは18ページもあって読みごたえUPです
!(このコミックスにはLove Silky Vol.89,92,94,97,99に掲載されたstory09-13と描き下ろしスペシャルマンガを収録しています。)

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前話までのお話

あらすじ&ネタバレ


夢中になれるもの
感情を突き動かすもの
そんなものが欲しかった

立派な志はなく、誰かを助けたり、捕まえたり
平穏な日常を守ること
そうしてはじめて自分の存在を感じることができた。
感情をうまく出せず、まるで自分なんていないように感じていた時松。

感情をあらわにするミホに必要とされ喜びを感じ、守ってあげたいと思った。
それが自分の役割だと思い結婚。
だが、いつからかお互いの距離が遠く感じるようになる。
ミホが離れていくのは分かるのに、どうしていいかわからなかった。

今までの女性も、望むことに応えられず去っていった。
自分は何かが欠けているのかもしれない。誰も幸せにできない。
そう思っている時に出会った穂波。
存在が気になり、話しかけたくなる。
親切にされると嬉しくて、触れていたくなる。
穂波と同じタイミングで、この気持ちは恋だと気付いた時松。
初めての感情だった。

そしてミホはコンサートの後友達の家に泊りに来ていた。
そこで夫に離婚を告げられたと打ち明ける。
聞こえないふりして電話を切ったと言うミホに、一回かえってちゃんと誤った方がいいと助言する友人。

だが、ミホは夫からの離婚宣告に憤っていた。
誕生日にプレゼントをあげたら、次のミホの誕生日には必ずプレゼントをくれる夫。
だが、あげるのをやめたら夫もくれなくなる。
自発的に夫が自分に何かをしてくれたことがないと気付いたミホ。

最初から自分の事を好きではなかったと気付いたミホは
その程度の気持ちで自分と結婚し、離婚したいと言う夫に腹を立てていて、
絶対に離婚はしないというのだった。

俊一は病院帰りに神志那の家に行き、そのまま一緒に時間を過ごしていた。
泣いていた自分を優しく受け入れてくれた神志那。
何もかも忘れてこのままずっとこうしていたい。
帰りたくない。
ますます神志那へ気持ちが傾く俊一。

家に帰った俊一は言い訳をしようとするが、顔も見ずお風呂へ入る穂波。
検査結果を穂波に伝えることができず、正直に言ったら穂波はどうするのか…
そればかり考えていた。
これ以上自分が否定されるのが、自分の存在が壊されていくのが怖かった。

普段通りにしないと穂波に勘づかれる。と、気を紛らわせるため俊一はオタククローゼットを開ける。
そこには首のない俊一のフィギュアが。

穂波が捨てたと言うと、一生の宝物だと知っててこんなことをするなんてひどい。と穂波を責める俊一。
だから?
私はもっと大切なもの壊されたよ
冷たく言い放つ穂波の言葉に、ショックを受ける俊一。

寝室を分け、別室で寝る俊一。
自分たちの結婚は間違ってたのかな…
辛い夜を過ごす2人。

感想

自分がしたことを、しかも現在も進行形なのに
それを棚に上げ、穂波を責められる俊一。子どもだわ…
穂波は十分頑張ってると思うよ。

男性不妊の事も夫婦で解決しようとせず、浮気相手の所に逃げるなんて
最低だな。俊一。

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