出版社コメント
週刊誌『女性自身』にて好評連載中の人気コミック「死ぬほど愛して」。
原作を担当するのは、累計発行部数1億部突破の『金田一少年の事件簿』を
はじめとする数々の大ヒット作で知られる天樹征丸。
作画を担当するのは、ドラマ化された『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』も話題の草壁エリザ。
実力派タッグが繰り広げる、謎が加速する“魅惑のラブ×サスペンス”の3巻が発売に。
3巻では、主人公・神城澪宅の近所で起きた連続殺人事件の凶悪犯が、
夫・真人であることが明らかに。
その魔の手が徐々に澪に迫っていく緊迫の展開をお楽しみください。

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前話までの記事


あらすじ&ネタバレ
第41話 闇を纏った肖像たち
真人にトシくん?と声をかけた店員だが、真人の顔を確かめると人違いかな?と戸惑った様子。
こんなところで昔の知り合いに出くわすなんて最悪のタイミングだが、その場に残り根掘り葉掘り聞かれるよりは…と店をいったん出る真人。
南沢は真人に声をかけた店員を仕事後に居酒屋に呼び出し話を聞き出すことにする。
トシくんというのは昔のワル仲間。振り込め詐欺の親玉だった。
人を殺したことがあると言う噂もあって逆らえない雰囲気だったと言う。
だが、まず年齢と顔が違う。体格は似ているが、睨まれると寒気がするような目をしていたらしい。
年齢はサバを読めると思った南沢は…トシくんと呼ばれる男性の本名や出身を尋ねた。
その男は両親の死後は札幌の施設に住んでいて名をカネクラトシキと言ったらしい。
トシくんと呼ばれたときの真人の反応。
明らかに動揺が隠せない様子だった。
絶対何かあると確信した南沢は北海道へ。
阪神・淡路大震災の震災孤児としてやってきた彼は38くらい。
不思議な雰囲気でとても頭のいい子だった。
学校の成績もよく、絵の才能もあった。
だが、身寄りがないことで高校進学は断念。中学卒業後に就職するもののまもなく退職したのだそうだ。
唯一残された写真にはやけどの跡。
確かに真人のものとよく似ていた。
彼が残したと言う絵には震災の家事による炎を見つめる妹の横顔…。
感想
真人の幼少期が少し見えました。
やはり機転の利く対応ができる頭の良さの持ち主だったんですね。
進学できていたらと思うと辛いですね。
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