親愛なる僕へ殺意をこめて(1)井龍一・伊藤翔太

ネタバレあらすじ&感想

作品名:親愛なる僕へ殺意をこめて(1)
作 者:井龍一・伊藤翔太
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン⇒
コミックDAYS
レーベル:ヤンマガKCスペシャル

出版社コメント

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。
だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。
その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

あらすじ&ネタバレ

ネタバレあります

まだ女の子と付き合ったことがなく、いつか彼女が出来た日の為に500円玉貯金をしているピュアボーイ浦島エイジ

ある朝目が覚めると隣には同じ大学でミスキャン候補の雪村京花が。
全く記憶はないが告白してつき合うことになったのだという。

人生楽しんだもん勝ち”と気にしないエイジ
だが更に大学の”狂犬”と呼ばれる名脇が舎弟になっており、3日間の記憶が飛んでいることに気が付く。

何が起こったのか考え込んでいると同じ授業を専攻している真明寺麗に話しかけられ
よかった”いつもの”エイジだ”と言われる。

おかしなことばかりだが、気にせず初めてできた彼女との時間を楽しんでいると、エイジを付け回しているフリーライター一寸に声をかけられる。

女子大生を何人も殺した殺人鬼LLこと八野衣真がエイジの父親なのだという。
八野衣は指名手配の末、捜査員に取り囲まれると自らに火を放ち投身自殺をした。
「また殺す LL」というメッセージを残し。

意外にも京花は前からその事を知っており、
お父さんはお父さん
エイジくんはエイジくん
と、変わらぬ態度で接してくれる。

思わず涙をこぼすエイジを優しく慰める京花。

エイジは彼女が出来たことを養父母に報告する。
喜んでくれる養父母。

そんな中、エイジはまた記憶を失っていることに気が付く。
一回目は3日間、今回は4日間の記憶がない。
さすがにただ事じゃないと気が付くエイジに話しかける麗。

二重人格”の疑いがある…
もう一人のエイジ…B一を放っておいたら大変なことになる。という。

そして部屋の中に血まみれの折れたバットに3000万の札束
”また殺す LL”と書いた跡の残ったメモを見つける。

何が起こっているのか怯えるエイジの元に刑事がやってきて、一人の女性の写真を見せられる。

15年前のLL事件と全く同じ方法で生きたまま拷問を受け惨殺された遺体が発見され、
エイジと付き合っていたという証言もあるという。

エイジは気が付くよりもずっと前から記憶を失っていた可能性に気が付き狼狽する。
そしてポケットに生きたまま引きちぎられた被害者の耳が入れられていることに気が付く。
自分が記憶を失っている間に事件を起こしたのだと思ったエイジは、京花を守るため別れを告げる。

自首を考えるエイジだったが、部屋にB一が残したメモに電話番号が記されていることに気が付き、自首よりも危険を冒してでも真実に近づくことを決心する。

電話の相手はギャングチーム「SKALL」のメンバー
記憶にないその相手はエイジと「デカい仕事」を片づけたのだといい、エイジがSKALLの一員になるのだと他のメンバーに言う。

アジトに行ったエイジはB一のふりをしてSKALLのメンバーの信頼を得る。

感想

ピュアでいい人そうなエイジくん。
優しい友達や養父母がいたりとほっこり。
垣間見える過去のエピソードが重くてギャップにやられます。

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