ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～（３）14話 丘上あい

作品名：ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～（３）
作　者：丘上あい
出版社：講談社
掲載サイト：まんが王国
レーベル：BE・LOVE

出版社コメント

愛。裏切り。絶望。
――いつも大人の恋は、不条理だ。
35歳の爽(さやか)は、結婚して10年経つ夫とふたり暮らし。
子供が欲しいと思っているが、夫の一真(かずま)には拒否されてしまう。
そんな一真は、じつは爽の友人である瑠衣(るい)と不倫をしているのだった――!
再会した元彼へときめきながらも、夫を大事に思う爽だったが、ついに不倫現場を目撃してしまう。
豹変し本性を現した瑠衣に侮辱を受けた爽の反撃とは――!

ドラマ化

https://www.ytv.co.jp/guilty/

前話までのお話

あらすじ&ネタバレ

Episode　14

実家へ戻り、母の所へ。
幼いころに描いたスケッチブックを持って行く。

病室に入ると母はベッドに拘束されていた。
落ち着いている様子なのに拘束具を着けられている様子に憤り、器具を外すように詰め寄る爽。
渋々看護師が器具を外すが、母は話をするうちに過去の辛い事を思い出し暴れ出してしまった。

再び器具をつけることを了承し、爽は病院を後にする。
ぼんやりスマホを見ていると秋山から変なスタンプとともに様子伺いのメッセージが。
いいタイミングでなごませてくれるメッセージを送ってくれる秋山。

すこし気持ちが和んだ爽だったが、次々と悪い事が起こる。
出社し、その日入稿のデータがフォルダから消えている…
クラウドにバックアップしていたもので事なきを得たが最近ぼんやりしていると叱責されてしまう。

翌日は現場にメイクさんが到着せず。
結の助けもあり、自分たちでメイクを完成させどうにか撮影を終えたのだった。
会社に戻り、爽に先日の態度を謝る結。
仲直りでき、ホッとした爽だったが、今日のメイクさんの手配の手違いは編集部のメアドからのキャンセル依頼が原因だったことが判明した。

送っていないという爽だが、最近の爽は様子がおかしいからミスがあったのだろう。気を付けるようにと再度注意を受ける。

落ち込んで歩いていると秋山からまた和みメッセージが。
秋山を飲みに誘う爽。
旦那と何かあったのかと聞かれ、話をしようとしたその時、爽の母親の入院している病院から連絡が入る。
爽が持って行ったストールで首を吊り自殺を図ったのだった。
振える爽を連れ、病院へのタクシーに乗る秋山。

その頃編集部では爽の名前で出された、メイクさんのキャンセル依頼メールの履歴を削除する人影が…
その正体は結だった…