作品名：オープンマリッジ（８）
作 者：田中マコト
出版社：講談社
掲載アプリ：パルシィ
レーベル：パルシィコミックス
出版社コメント
転落事故によって病院に運び込まれた修一。
事故の理由を知った小春は修一との関係に決着をつける決意をする。
一方、小春のサテライト・パートナー早宮は、過去にけじめをつけるべく元嫁と再会。
しかし、なぜかデートをすることに…。
波乱のオープンマリッジは結末へ…！
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前話までの記事
あらすじ&ネタバレ
第25話 独りにしないで
命に別状はないものの念のため検査入院をすることになった修一。
早宮とあかりが東京に戻り、小春が鳥取に残ることに。
早宮はその前に修一に話があるといい、病室へ。
崖から落ちたのは修一の自作自演であることを見破っていた早宮。
小春の気を引くために、小春まで危険な目に合わせた修一に、どういうつもりなのか詰め寄る早宮。
わざと落ちたことをあっさり認め、「どうせあなたが助けるだろうと思ってましたから」と、悪びれない様子の修一。
おかしな行動はしていても、自分と同じくらい、いやそれ以上に小春を大事にしていると思っていた早宮。
修一が一番大事にしているのは小春じゃなくて自分だ！と責める。
そのまま小春の手を引き、病室を出ようとする早宮だが、このまま修一と離れることは出来ないと拒む小春。
修一は小春が早宮より自分を選んでくれたと思い喜ぶ。
早宮がどんなに小春を求めても、夫婦として築いてきたものには適わない。
オープンマリッジなんて茶番はもう終わりだと勝ち誇る修一。
何言ってるの！修一の頬をビンタをする小春。
終わりにするのは私たちの方だよ。
別れを告げる小春に、また独りになっちゃうと涙を流す修一。
独りになりたくないから私といるの？
修一が自分を通して幸せだったころを見ているだけだと気がついた小春。
修一が小春に抱いているのは愛情ではなく執着。
小春の気持ちもまた、同情でしかなくなっていた。
別れ話を済ませ、あかりが鳥取に残り修一の傍にいることに。
一緒に帰ろうという小春に、早宮はけじめをつけないといけないことがあるから先に東京に戻って欲しいという。
感想
8巻で最終巻ということで話も佳境に。
表紙は幸せな2人の結婚のイラストで、安心して読めます（笑）
なりふりかまわない修一はついに小春に見限られてしまいました。
愛情ではなく執着。
そう言われてしまいましたが、執着だった場合別れると楽になりますよね。
修一にはあかりが残ってくれたから、これから修一も気持ちが楽になる時が来ると思います。
早宮のけじめは…やっぱり元奥さんだよね？
コメント