出版社コメント
純(35)と武頼(39)は、結婚8年目の子なし夫婦。レスになり5年が経つことに焦りを感じ、純は自分を変えようと再就職を決意する。武頼の足立との浮気を疑うようになってからも、会社の同僚・真山のおかげでなんとか心を保っていた純。しかし、再び子供について話し合おうとしたところ、武頼は家を出て行ってしまい――…。
ドラマ化

前話までのあらすじ

あらすじ&ネタバレ
会社での人間関係にわずらわしさを感じ、社会の常識に馴染めなかった真山。
だけど、純だけは違っていていつのまにか好きになっていた。
純のことが気になって仕方ないと伝えた真山、好きです!の言葉が口から出そうになるが、「人妻に手を出すと法律で負けるよ」という言葉が頭をよぎる。
純が既婚者だと思いだす真山。
純の旦那のことはさおりちゃん親子と一緒の所をチラッと見ただけで顔は憶えていない。
嫁がいるのに他の女と…純をかわいそうに感じ本当にうまく言っているのか気になる。
「旦那さんと何かあったんじゃないの?あの女がらみで」
前のように追いつめたくないとその言葉も飲み込み。
元気ないとき多いから気になっていたと伝える。
愚痴も言わず、笑ってありがとうと言う純にもどかしさを感じつつも、強いんだな。と感じる真山。
もう帰ろうか
歩き出す純を呼び止め告白しようとするも…やはり「既婚者」と言う言葉が頭をよぎり、途中でストップ。
家に帰った純は真山とのやり取りを思い出し、告白かと思った…っ!と身悶える(笑)
冷蔵庫を開けると武頼が買ってくれた飲み物が。
お礼のメッセージを送ると、純を心配し、食べたいものを尋ねるメッセージ。
やさしさにはやさしさで返してくれるね…と
鏡に向かい武頼をさやしく迎える練習をする。
鏡の中の純は笑った後にはほうれい線が。
今日真山と一緒に沢山笑ったからだ。真山の純を見つめる微笑みを思い出し、赤面する…。
純から武頼へのリクエストはシュークリーム。
メッセージを見てほほ笑む武頼を同僚が冷やかす。
武頼は馬鹿なことをしたから大事にしたいとつぶやく。
真山家では、コミュ症の息子が最近帰りが遅いことに言及する真山母。
彼女でもできた?と尋ねる母に、人並みに学校を卒業し就職したのに恋愛していないと欠陥があるように見えるのかと感じる真山。
年齢差があるとか、大っぴらに言えない関係とか、どんな相手でもいいの?と言い捨て自室へ入る真山に、母はまさかLGBT!?と息子を追いつめていた自分を責める。
恋愛に興味がなく、全部に距離を置いていたら社会の異物になっていた自分。
純に連絡したいけど、用事もないのに連絡したら迷惑なのか?
頭の中は純でいっぱい。
「好きです」部屋で一人純への想いを告白する…。
既婚者だという以前に、脈がなさそうな純。
モヤモヤを抱え外で頭を冷やそうと外出する真山。
母は彼氏に会いに行くのだと思い、息子の背中にエールを送るww
公園で花火をするリア充が赤い花火の光を受けほんのり赤く染まっているのを見て、さっきの純の赤面した顔を思い出す。
何を見ても純のことを考えてしまう。
純へ送るメッセージを打ちながら、旦那ってどんな男なんだろう…
真山が考えていると、向こうからやってきたのはシュークリームを持った武頼が。
知らず知らずのうちにすれ違う2人。
結局ゲームを口実に明日また会いませんかと純を誘うが、一緒の所を見つかるとちょっとねと断る純。
珍しく、2駅離れたところでと食い下がる真山に、純はOKする。
一緒に見られたら困るということは、自分の事を男だと意識しているのか?とまたグルグル…。
真山は明日、告白すると決心していた。
感想
さおりちゃんとのキスで目が覚めたらしい武頼。
純にだけ反応しない体。
あのまま不倫関係にならず、純への気持ちを再認識したのはすごいなーって思う。
でも、武頼の機嫌を伺い、鏡の前でやさしさレッスンをする純は無理してて悲しいです。
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