初恋不倫～この恋を初恋と呼んでいいですか～（１）４話 横馬場リョウ

作品名：初恋不倫～この恋を初恋と呼んでいいですか～（１）
作　者：横馬場リョウ
出版社：白泉社
掲載誌：Love Silky
レーベル：Love Silky

出版社コメント

今日友達が不倫していることを知りました。
そして、私の夫も不倫していました。
こんな人たちを軽蔑するし、私はそんなこと絶対しないって思っていたのに…。
最近あの人に会うとドキドキするのは恋―――？　
欲望渦巻く、リアル不倫ラブストーリー！

前話までのお話

あらすじ&ネタバレ

美人の新人・神志那環奈に分かりやすく浮かれる男性陣に「美人って苦手で…」という俊ちゃん
神志那は初恋の浅田とは顔は似ていても中身は違うサバサバタイプ
大雑把な性格が故に患者とトラブルになり、俊ちゃんが助け舟を出す。
お礼に夕食をおごらせてほしいと頼む神志那。

ダメンズに振り回されたと笑い煙草をふかす神志那を浅田と重ね
自分の事をなんで大切に扱わないのと切ない表情を見せる俊ちゃん。

翌日、残業を終え職場を出るとバスに乗りそびれたから送って欲しいと神志那が現れる。
車を停めて。神志那が言った場所は家にしては暗い。
その瞬間、俊ちゃんにキスをする神志那。
好きです。
俊ちゃんに告白をする。

こんなかわいい子が
そんな夢みたいなこと…

我を忘れ神志那と車で抱き合う俊ちゃん…。

「家に帰ったら一切何もなかったかのような顔をして
セックスもいつも通りしてください
職場でもいつも通りで
メールも電話も極力しません」
テキパキ指示を出す神志那。
不倫経験があり、奥さんにバレて修羅場を経験したことがあるのだと言う。

自宅に戻った俊ちゃんは、何事もなかったかを装ったが
1人になると神志那との情事を思い出していた。

夢の中にいるみたい
罪悪感もモラルも全部麻痺していた。

いつも通りで。
そう言いながら職場では目を盗み俊ちゃんにキスをする大胆な神志那。
俊ちゃんはそんな神志那に夢中になっていた。

そして、その関係が穂波にバレた。

その事を神志那に話す俊ちゃん。
もう終わりだ…切なく悩む俊ちゃんに神志那は
「これからはもっと気を付けて会いましょうね！」とほほ笑むのだった。