作品名：死ぬほど愛して(４)
作 者：天樹征丸・草壁エリザ
出版社：光文社
掲載誌：女性自身
レーベル：光文社コミックス
出版社コメント
『女性自身』にて連載中の人気コミック。
『金田一少年の事件簿』をはじめとする数々のヒット作で知られる天樹征丸、ドラマ化された『ホリデイラブ～夫婦間恋愛～』も話題の草壁エリザがタッグを組んだ“ラブ×サスペンス”第4巻。
主人公・神城澪は、一連の殺人の犯人である夫・真人に誘い出され、結婚1周年の旅行に出発。
“真の目的”を果たそうと画策する真人と、何も知らない澪が繰り広げる緊迫の展開をお楽しみください。
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あらすじ&ネタバレ
第52話 死への入り口
4月29日 16時00分
歌碑で出会った真人と澪。
自殺の名所で澪と会うのはこれで2回目…
真人は澪との出会いを思い出していた。
自殺から女性を救い、取り入る作戦を立てた真人は1週間、自殺の名所で張り込みをしていた。
その間に来たのはサラリーマン。
そこへやっと女性が現れる。
声をかけるとさすがの真人も疑似恋愛できないほどの老婆だった。
声をかけた真人に老婆は止めたって無駄だと叫ぶ。
真人は止める気はないし、どうせ死ぬなら財布をくれと笑いながら言う。
それを聞き、怒った老婆は自殺をやめ帰っていく。
結果人助けをしてしまった事に大笑いの真人はカモが来るまでじっくり待つことにする。
そこへ現れたのが澪だった。
すんでのところで真人は澪の自殺を食い止めることができた。
澪は真人が自殺の名所を3か所、2か月かけてまわって射止めた獲物だった。
そして今。
真人の運転で目的地へ…
準備よく飲み物を用意している真人。
自分が飲むもの意外に睡眠薬を仕込んでいた。
4月29日 16時15分
澪たちが樹海に向かっている事を察知した石黒。
澪への自分の気持ちに気づいた石黒は必至で澪を追う…。
4月29日 16時40分
真人と澪は樹海に到着。
途中、澪が普段飲みたがらない缶コーヒーを飲みたがったりのアクシデントもあったが、ようやく澪が睡眠薬入りの飲み物を口にした。
真人はそれを見て、計画が順調に進んでいるとほくそえむのだった。
感想
なんにせよ命を救われた澪。
真人が生粋のワルであることに間違いはないのですが、真人が居なかったら澪の人生もなかったんだなぁと思うと不思議なめぐりあわせですね。
結婚1周年に樹海へ行くっていわれて、澪は何とも思わなかったんでしょうか…
自殺未遂を起こしている人を自殺の名所にって、ちょっと不自然ですけどね～
今回は真人の心の声も沢山出ているので、2人のやり取りがちょっと面白かったです。
殺人、でなければなかなかいいキャラな気がします。真人。
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